社員への手紙 その9

2010年11月 9日 06:30
            

 

今回は平成14年6月30日に書いた手紙です。
 
拝啓
 梅雨に入り、雨の多い毎日が続いています。 雨天のあいだの晴れ間も不快指数の高い天候です。 梅雨明けも間近ですが、お体には十分お気をつけください。
 
 ワールドカップサッカーも大詰めを迎えました。ブラジルとドイツが決勝を行います。
 日本は初出場でよく頑張ったと思います。4年の間に世界の中で戦える力をよく蓄えたと思います。選手一人一人のレベルアップに加えてトルシエ監督の指導力も大きかったのではないでしょうか。
 トルシエ監督のチーム理念・指導方針は非常に印象に残りました。
 ①もっと自己を表現すべし。②自らの責任と判断で行動すべし。③人間としての「経験」を積むべし。④国を出たら己こそ国家の代表と意識すべし。⑤成熟した大人のエスプリ(精神)を持つべし。
 会社に置き換えると、以下のようにいえると思います。
 ①自分の考えを言葉に出して言いましょう。②人からの指示を待つだけでなく自分から考えて行動しましょう。③いろんな事にチャレンジし、いつも学びましょう。④現場に出たら、会社の代表として行動しましょう。⑤大人として社会人としてお互いを尊重し合い高め合いましょう。
 
 「選手は精神的にも大人にならなくてはいけない(何事も経験だ)」と、遠征先では孤児院を訪問させたり、「外出令」を出したりしたそうです。
 個人個人が自立することを目指していたのだと思います。チームの目標を達成するために、一人ひとりが何をし、自分をどう生かすべきかを考えなくてはいけない。そして、お互いが大人として話し合い、尊重し合い、結果を出すために協力し合って行く。ということだと思います。お互いに主張すべきところは主張し、改めるべきところは改める。そういう関係を作っていきたいと思います。私に対する意見、提案、忠告、批判、なども受け付けています。皆さんと一緒に高いレベルで戦えるすばらしいチーム作りをしていきたいと思います。
 
 一人一人が自立して、自らが燃えて動く人間の集団が理想です。
 いつも前向きな気持ちをもって、自分がまずやってみる。 自分の殻にこもらず、いつも挑戦して自分を成長させていくようになりたいものです。
 会社でやっているいろんな活動や行事も、取り組み方次第ですべてそのための役立つと思います。 自分の人生を充実したものにするために!
 
 敬具
 
 組織・集団の活動は、スポーツに例えると、とってもわかりやすく、考えやすくなります。
 今月号の致知に野村克也さんと村上和雄さんの対談が載っています。その中での野村さんの発言です。「 弱いチームはどうしても個人成績優先主義になりがちです。フォア・ザ・チームという精神が薄いんです。最近は、“まずは自分が打つことでチームに貢献したい”といった発言をする選手が多いですね。
 弱いチームがそういう意識でやっていたのでは、絶対に勝てません。自分はチームが勝利するために何ができるのか、何をすればいいのかを考えてプレーするような選手が増えないと、強くなりません。 」
 しかし、その後に、次のようにも言っています。「 組織はリーダーの力量以上にはならない。 一番力を注ぐべきは監督が成長すること。」 
 結局は、組織はリーダー次第、トップの責任は重いということですね。
以上
 

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プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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