社員への手紙 その10

2010年11月16日 06:30
            

 

今回は、平成14年8月1日に書いた手紙です。
 
拝啓
 続けざまに台風が来たかと思うと、今度は大変な暑さが襲ってきました。
工場内でもそうですが、現場にでると更に猛暑のために体中の水分や必要な成分が奪われていきます。体調の維持管理には、お互いに注意しあって十分気をつけて頂きたいと思います。
さて今回でこの手紙も10回目となりました。みなさんとじっくり話すことが少ないので、その時々で考えたことを少しでも伝えたいと思い毎月締め切り間際に、考え考え文章を書いています。
 
 さて、出来たばかりのお船出の湯で、雑菌が繁殖し温泉に入った人が肺炎などの病気にかかるという残念な事故が起こりました。この事故はなぜ防げなかったのか。根本的な原因は、薬液注入の不備に加えて、開場を急ぐばかりに水質検査という大事な手順を省いてしまったということだと言われています。人間ですから、ミスを完全に0にすることは出来ません。しかし、お客様に製品やサービスを提供しているからには、そのミスによりお客様に迷惑をかけないように会社の中で食い止めなくてはいけません。「会社としての危機管理ができているか?」を厳しく問われる時代になりました。他山の石をみて、我が社はどうか?と考えることが必要です。ひとりひとりのモラルの積み重ねの結果としての企業倫理の確立を目指していきたいと思います。
 
 いい技術を持って、いい製品を作っていたとしても、社会に迷惑をかけるひとつの事件で、一気に評判がおちていくものです。物を作る技術も必要ですが、社会人としての常識やマナー、自覚、倫理観を持つことは、場合によってはそれ以上に必要です。今年ことあるごとに言っている「基本行動を徹底させる」ということは、こういうことにもつながっていきます。
 
 個人の能力を発揮し、個性を重んじる、ということは非常に大事ですが、チームとして結果を出すためには、それに加えて、全体での調和を協力し合ってつくっていこうという考え方をみんながもてるかということが大事だと思います。
当社の社員として、プロの職人として、プライドを持ち、本当に社会から必要とされる会社であるために、頑張っていきましょう。
敬具
 
 一つの手紙の中に、いろいろな事を書いているために、何を言いたいのか、わかりづらい手紙になっていますね(^^;)。たぶん、会社には、社会的責任があり、それを担っているのは、その会社の社員一人一人です、という事をお話ししたかったのだと思います。
 社長の話がわかりづらい会社は伸びないと言われます。気をつけないと・・・。
 
 ところで、昨日は福岡の鐘川製作所さんを訪問しました。3DCADの導入に関してお聞きするつもりでしたが、経営戦略から、人材育成まで、全ての面で学ぶところの多い訪問でした。また、その内容については別途報告します。
以上

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プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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