社員への手紙 その12

2010年11月30日 06:00
            

 

今回は、平成14年10月1日に書いた10月分の手紙です。
 
拝啓
 秋晴れで、空気が澄み、なにをするにもいい季節になりました。
 おいしいものをたべて、運動をして、健康な体を作っていきましょう。
 
 さて、我が社は、9月が年度末です。10月から、新しい期が始まりました。昭和44年の創業ですから、今期が第35期になります。創業以来、地元のお客様と一緒に業績を伸ばして来る一方、県外のメーカーやエンジニアリング会社との取引も広げてきました。不良債権や景気の落ち込みなどによる危機も乗り越え、ここまで続けてこられたことは、会社を支えている一人ひとりの努力の賜物だと思っています。しかし、日本の産業構造のあり方自体が見直され、業種によっては、かなりの企業が淘汰されようとしている今、もう一度、我が社はどういう点で社会の役に立っているのか、考えてみる必要があると思います。
 我が社の強みはどこで、どこを評価してくれて、お客様が選んでくれるのか?
 それを追求して、その強みを実現できたところが、生き残っていくのではないでしょうか?
 
 門川に、サンシールさのというスーパーがあります。そのすぐ前にマルショクができました。“さの”さんにとってチェーン店の目の前への出店は大変な脅威だったと思います。しかし、実際は、“さの”さんのお客様はマルショクには流れませんでした。
 なぜか? 行ってみて感じたことがありました。“さの”さんには、特徴のある珍しい商品がいろんなところに置いてありました。当店のこだわり商品ですと書いた細かい説明書きがたくさん張ってありました。商品の展示の仕方がいたるところで工夫してありました。通路を歩きながらいろんなところに目を奪われました。つまり、チェーン店の画一的な展示と一緒ではなく、いろんなところで差別化をし、違いを出していました。
 これは、各担当が毎日考え、いろんな工夫をし、細かく改善をしていかなくては続けられません。ただ商品を陳列する、値段を表示するということから、ひとつ上の工夫を積み重ねているのだと思います。社員一人ひとりの意識と能力のレベルが高いのではないでしょうか。
 
我が社の強みは何でしょうか? 我が社の“売り”(圧倒的に強いところ)をみんなで一緒になって作っていく必要があります。我が社の強みのひとつに、メーカーとの付き合いの中で続けてきた長年の経験と工夫の積み重ねによる段取りのよさと現場作業のスピードにあります。営業・設計・工場管理・製造が一体となって、我が社の強みを極めていきましょう。
 
 本年度もまた新たな目標を掲げて一年間みんなで頑張っていきましょう。
 この厳しい時代にも、しっかりと業績をあげて働きやすい会社作りを進めていくためにも、
全員の知恵と汗を出して、力をあわせていきましょう。
敬具
 
 自分の強みは意外と自分ではわからないものです。 他人からの意見がとっても参考になる時があります。どうして、我が社を選んでくれているのか? 我が社の気付いていない良さとはどこにあるのだろうか? 逆に改めるべき点には、何があるのだろうか? 改めて認識できれば、それが経営戦略・営業戦略にもつながります。そのために、顧客満足度調査表を作りました。回収率を上げる事が当面の目標です。
以上

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プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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