良い年をお迎えください。

2010年12月31日 06:30
            

 

 今日で、平成22年、西暦2010年、寅年も終わります。
 
 振り返ってみると、あっという間の一年間でした。 毎年月日の過ぎるのがとっても早く感じます。先を急ぎ過ぎているからか、余裕の無さの表れか? 
 
目的地までの行きと帰りの時間の感じ方が違います。 行きは、期待感と新鮮な気持ちと風景の一つ一つの移り変わりが細かく伝わってくるのでゆったりと時間が流れ、帰りは、一度見た景色と軽い疲れと早く帰りたいという気持ちとが相まってあっという間に帰り着く、という事があります。 
 
 年を重ねるにつれ、新鮮な気持ちを失いつつあるのかもしれません。 新鮮な気持ちで、色々な事に挑戦し、気持ちに余裕をもって過ごせば、時間の経過を楽しみ、ゆったりと過ごせるのかもしれません。
 
 政治家の失言や不作為による政治の混乱、アメリカ・中国・ロシア・北朝鮮との外交問題、大手企業ののリコール問題に代表される日本の国際競争力の低下、口蹄疫被害、等々政治経済の世界では色々な事がありました。
 
会社内では、例年通り様々な現場があり、出張工事が行われました。
青森、岩手、群馬、茨城、愛知、鳥取、鹿児島、文字通り、全国の現場を飛び回っています。 また、地元宮崎県内、日向市内の仕事も休日出勤を厭わず、多くの設備工事を手掛けてきました。一年間の社員の皆さんのご苦労に改めて感謝します。
 
その他、社内でのいろいろな取り組みも着実に進んでいます。 雇用創出人材育成事業、溶接班や段取り班の活躍、5Sや場内パトロールの実行、3DCAD導入に向けての検討、新卒採用活動の体制作りと年間通しての活動、若手社員による忘年会への参画、ホームページの更新とブログの継続、等々様々な事が根付いてきています。
 
 一方で、平成22年卒新入社員の入社、牧野新工場長の就任、瀬口務さん・黒木菊男さん・日高隆行さん、鈴木三義さんの退職、等の人の入れ替わりもありました。
 
 世の中は常に変化しています。安定・停滞はあり得ません。そうであるならば、全ての事を前向きにとらえて、常にいい方向に変化していけるように、努力を重ねて行きたいと思います。 
 
 一昨日の仕事納めに引き続き、昨日、しめ飾りやお供え餅の飾り付けも行い、新年を迎える準備も整いました。
 今年も多くの皆様に大変お世話になりました。ありがとうございます。
 来る年が良い年となりますようにご祈念申し上げます。
以上

ロボットシンポジウム

2010年12月30日 15:00
            

 

 千葉工業大学の古田先生との出会いは、平成17年にみやざきテクノフェアで行ったロボット解体ライブです。 うん千万円するロボットをもってきて、足の裏についているビスを外したりさせて、子供たちに触らせてくれました。 
 
 それから5年たち、JSTサテライト宮崎から、延岡のこれからのものづくりに貢献するようなイベントをしたい、とのお話があり、ロボットシンポジウムが企画されました。
 
「県北地区ロボット製造シンポジウム」~地場企業の連携によるロボット製造を目指して~
と題してのシンポジウムで、古田先生の基調講演や事例発表を通じてロボット技術の現状を知り、地場企業の連携がロボット産業に参入する可能性を探ろうというものでした。
 
 千葉工業大学・未来ロボット技術研究センター所長の古田先生の基調講演は、最先端のロボット開発について、映像も交えお話しいただき、とっても刺激的でした。
 
 古田先生は、中学生のころに病気で車いす生活を送った事をきっかけに、技術で人を幸せにしたいとロボット開発をこころざしたと言います。 それから、技術者としての道を歩み、平成19年には移動ロボット「Halluc Ⅱ」と開発しています。
 
 古田先生の熱い思いにも感動しました。延岡工業高校生に、千葉工業大学に来て、ロボットについて学んだあと、延岡に帰って地方都市・延岡が抱えている問題を、ロボット技術で解決してください、と語りかけていました。
 
 このシンポジウムも1回で終わらせるのは、とってももったいない!
 古田先生にも、再度宮崎にお越しいただいて、もっと突っ込んだお話をしたいと、思っています。
 
 昨日が仕事納めで、我が社も今日から正月休みに入りました。  
 仕事を16時で終えて、身の回りの片づけをして、17時に終礼を行いました。 
 
 今年は珍しく、正月工事が入っていないため、4日まで、全員休みです。
 しっかり骨休めをして、平成23年も顔晴ろう!!
以上
            

 

“こころざし”平成21年5月分課題レポートは、ウェブ進化論 -本当の大変化はこれから始まる/梅田望夫著 でした。 その時に提出した私のレポートを以下に掲載します。
 
1.はじめに
 ものづくりという事業を営んでいる私たちにとって、IT技術というものは、業務の効率化を促進する道具であるわけだが、この本はその新しい活用法を説明したものなのか、それとも現代の産業構造自体に大きく影響を与える本質的な課題を含んでいるものなのか? と考えつつ読み始めました。しかし、読み進めるうちに、深く考えさせられる文章やキーワードが数多くありました。
 
2.自社の事業内容を定義しなおすことの大切さ
ネットのこちら側とあちら側、情報発電所のシステム、知の世界の秩序を再編成する、などのように、自社の事業内容をより広義に再定義することがより大きなマーケットへのアクセスを可能にするのだということを感じました。
 
よく鉄道や映画業界が良く例に出されますが、狭い定義で考えていると時代の変遷と環境変化によって、市場に提供できるものが狭められていきます。誰をお客様と考え、どういう価値を提供するのかとしっかりととらえておくことが重要だとおもいました。
 
また、「増殖する地球上の膨大な情報をすべて整理しつくす」という理念と「世界中の情報を組織化し、それをあまねく誰からでもアクセスできるようにする」というミッションなど、神の視点、大義、高い志、等が自社の事業領域や戦略に広がりを与えていることがよくわかりました。
非常に奥深く、そう簡単には成し遂げられないようなミッションを定義し、高いモチベーションで追及する姿勢とそれに向けて着実に手を打っていく構想力と実行力は素晴らしいと感じました。自社の事業領域を限定して考えるのではなく、再定義しなおす必要性を感じました。
 
3.多くの人の知恵をいかに集めるか。
「情報を共有することによって生まれるスピードとパワーについて、私たちはもっと真剣に考える必要がある。」という記述があります。いかに人々の知恵を集め、共有するかが企業や社会の大きな課題です。重要情報を取得してコントロールすることがその人の存在価値である限りは、情報の収集と共有にかなりのエネルギーを使います。
グーグルの目指す「情報を徹底的に全員で共有した上で、小さな組織ユニットをたくさん作り、個々がスピード重視で動き、結果として組織内で激しい競争を引き起こす」企業風土が作れれば、生産性が爆発的に上がるだろうと思いました。
 
工業会で、岩手ネットワークシステムに倣った組織枠を超えた交流グループの設立を検討しています。多くの人の知恵を集め、価値の創造に結び付けるためには、現存するフォーマルな組織では難しいと思い、個人の資格で参加するインフォーマルな集まりをイメージしています。ここでも情報のオープン化と共有が問題となります。
飲み会(リアル)とIT(バーチャル)をうまく活用し、連帯感や相互信頼感が生まれるようにしたいと考えています。キーワードは、“知的なバカ話を楽しくやろう!”です。「直面する難題を創造的に解決する力は、オプティミズムを前提とした試行錯誤以外からは生まれない」と著者が言っているように、未来志向で考え、新しいことに挑戦をしよう、という人の集まりになればと考えています。
 
4.気になった文章・言葉
本文中になるほどと大きくうなづいた言葉が幾つもありました。「大きな環境変化が起きたとき、真っ先に自分が変化しなければ淘汰される」「新しい自分を構築していく決意をもったほうが、これまでの生き方に固執するよりもリスクが小さい」「底の時に仕込むのが本筋」「若いうちはあまり物が見えないほうが良い」などです。
 
5.まとめ
 シリコンバレーにあって日本にないもの。それは、若い世代の創造性や果敢な行動を刺激する「オプティミズムに支えられたビジョン」である、と書かれています。
 こころざしが目指すものは「切り開かれていない道を、勇気をもって進む知恵と行動力を身につけて、先頭にたって進むこと」だと思います。がんばりましょう!
 
 最高のプラス思考とは、根拠のない自信を持つことだ、といいます。 また、人には2種類しかいない、肯定的な錯覚をする人と、否定的な錯覚をする人だ、ともいいます。 要は、物事は捉え方次第、考え方次第だということです。 起きた事象がいい、悪いではなく、それをどう捉え、どう活かすか、だという事です。 
今の日本には、楽観的なビジョンを語る事が必要だと思います。 
以上

社員への手紙 その16

2010年12月28日 06:30
            

 

今回は、平成15年1月30日に書いた2月分の手紙です。
 
拝啓
 非常に厳しい寒さが襲ってきています。今年も入り2回も雪がふり、長崎や姫路、鹿児島の現場に向かうときも支障がでるような寒波の厳しい冬となりました。 インフルエンザも猛威を振るっています。 昨年末から多くの方が風邪をひいて体調をこわしていますが、まだ当分寒さが続きそうですので、引き続き健康状態には十分な注意をお願いします。 また年末から現場での工事も含めて、忙しい毎日が続いていますが、ご協力本当にありがとうございます。
 
さて今年はどういう年になるでしょうか。
 ますます、企業にとって厳しい時代となりそうです。 少ない仕事をより効率的に、そして付加価値をつけて仕事ができるか? あるいは、中小企業同士、大学・公共の支援機関と連携を組み仕事を作り出せるか? ということを競い合っていくのではないでしょうか。
 すでに中小企業がネットワークを作り、共同受注や共同開発を行うようなことが各地で起こっています。 我が社も、社員数の多さが負担にならず逆に強みになるように、全員が各人のもっている力と能力を十分に発揮し、より高いレベルの仕事をしていくように努力していかなくてはいけません。
 
 知人にトヨタの下請をしている部品加工の会社の社長さんがいます。 トヨタの下請け企業は、毎年1~2割のコスト削減を要求され実現していっているといいます。 トヨタの下請は「乾いた雑巾を絞るように」搾り取られている。 ともいわれます。
 しかし、その社長さんは、こう言います。 「うちはまだまだムダが多く改善の余地があると思っている。同じことを繰り返すのは、退歩していることだ。常に改善を繰り返し、効率を上げていかなくてはいけない。要は考え方次第だ。」 トヨタのカンバンシステムは在庫の管理・納入システムではなく、常にムダを省き仕事の内容をカイゼンしていく社風になっているといいます。
 そこには、どんな状況でも人の能力は伸びていくはずだから、仕事のレベルを上げていかなくては力を十分発揮していることにはならない。という考えがあります。
 
 厳しい時代の中で仕事を作り出し、雇用を守っていくためには、人から仕事を与えられ、こなしていくだけではいけません。 棚からぼた餅の指示待ち族ではダメです。 自ら一歩を踏み出し、果敢にチャレンジしていかなければ、現状を変え未来を切り拓いていくことは出来ません。 未来というと漠然としていますが、要は「目標」のことです。 同じ時間を使い、同じように一生を過ごしていくのですから、よりはっきりとした目標をもち、しっかりと人生を歩んでいきたいものです。
  今年初めての手紙となります。 皆様には、今年一年間健康で充実した年になりますようにお祈りいたしております。 
             敬具
 
 
 今年も残すところ今日を含めて4日となりました。 我が社のカレンダーでは、12月30日から1月3日まで5日の休暇となります。 30日の日に1カ所現場が予定されていますが、今年は正月工事は予定されていませんので、ゆっくり静かに正月を迎える事になりそうです。
 以上

武士道

2010年12月27日 06:30
            

 

 武士道の冒頭に、新渡戸稲造が武士道を執筆するきっかけになった、ベルギーの法学者との会話の事が記載されています。「日本の学校には、宗教教育がない? それでは、日本人は、いったい何をベースに子孫に道徳教育を授けるのですか?」と聞かれて、そのあたりまえの質問に即答できず、愕然とした、と書かれています。
 
 日本の道徳教育はどうなってしまったのでしょうか?
 
 最近の様々な事件は、行き過ぎた個人主義から来ているような気がします。また、戦前の日本が大事にしてきた、倫理道徳が失われてしまった事が原因ではないかと思います。 真善美や倫理道徳を追い求めるから人間は成長があるのではないでしょうか。
 個人的に何を考えても、何をしても、それは個人の自由だから許される。 法律さえ犯さなければいい、という考え方が横行していては、人間的な成長も社会的発展もあり得ないと思います。
 
 
武士道の道徳観はいくつかの言葉で表されます。
 
「義」 人間としての正しい道、つまり正義を指すものであり、武士道でもっとも厳格な徳目である。
「勇」 義を貫くための勇気の事である。正しい事を実行する事である。勇気とは、恐れるべき事とそうでない事がわかる事だ、と古代ギリシャのプラトンは言った。
「仁」 人間といしての思いやり、他社への憐みの心の事である。女性的なやさしさ、母のような徳である。
「礼」 「仁」の精神を育て、他社の気持ちを尊重する事から生まれる謙虚さの事。礼儀作法とは、心で肉体をコントロールし、心を磨く目的のものである。
「誠」 文字通り言った事を成すことである。武士にとって嘘をつく事やごまかしは、臆病な行為とみなされた。
「名誉」「恥」は道徳意識の基本であり、武士道における「名誉」とは、人としての美学を追求するための基本の徳である。
「忠義」忠義とは強制ではなく、自発的なものである。武士たちはあくまで己の正義に値するものに対して忠義を誓った。個人・家族・そして広くは組織、国家の利害は一体のものである。
 
 明治維新を作った人々の根底には武士道があったのではないかと思います。 今、幕末に匹敵するくらい、価値観や社会経済が大きく変わろうとしています。 私達も自分が依って立つしっかりとした考え方を持っておくべきだと思います。
以上

プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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