渋沢栄一氏の生き様

2010年12月13日 07:30
            

 

 2011年1月号の致知の“新連載 日本を創った男たち”に渋沢栄一氏の記事が載っていた。 今、文庫本で渋沢栄一氏に関する本を読んでいるので、すぐ目にとまった。
また、氏の著書、『論語と算盤』も、これから読もうと“ツンドク”をしている。
 
 なんと昔の日本人はたくましかったのだろう。 なんと限りないバイタリティにあふれていたのだろう。 江戸の封建国家、鎖国の時代から、いっきに近代国家への大転換を図り、新しい国づくりをしてきた私達の祖先の高い志と行動力には驚嘆する。
 
 渋沢栄一氏は、様々な企業を立ち上げている。その数は、五百ともいわれるが、その設立に関わった企業は驚くような数で、そして現在も続く名だたる企業ばかりだ。
 
 なぜ、このような事がなしえたのか、どういう思いで生きていたのか? 今歴史の大きな転換期にあり、私達の祖先から学ぶべき事は非常に多い。 今、日本全体が引きこもりといわれ、活力が足りないと言われる。 時代が大きく変わろうとしている現在、明治維新で新しい仕組みづくりに挑戦をし続けた先達の思いや心を知る事は大きな励みとなり、指針となる。
 
 どの企業を立ち上げる時にも、一筋縄ではいかない。 幾度も大きな壁にぶつかり、危機を乗り越えて事業を成功させている。 多くの人に反対され批判されて、それでもやりとおせたのは、それが私利私欲からではなかったからだと思う。 国全体の事を考え、利益の前に産業振興を考えたからだ。
 三菱の岩崎弥太郎から、自分と組まないかとの話があった際も、その申し出を断ったという。 この時手を組んでいれば、渋沢財閥をつくり日本の財界を牛耳る事が出来たかもしれないが、そうしなかった。 
 “士魂商才”といわれる通り、筋を通して、生き抜いた人だったようだ。
 
 関わった業種は多岐にわたり、日本経済のあらゆる分野の基礎を築いた人だが、その中で人づくりにも力を注いだ。
「人の道を正しく身につけていなければまっとうな経営はできない」
「仁義道徳を実地におこなってみたまえ。商工業を営めばあえて無理な争いをせずとも、利はおのずから懐に入ってくる」
 と経営者の心構えも説いている。
 そして、リスクを取って新しい事業に挑戦する事の大切さを説き、“大正維新の覚悟”の必要性を説いている。 “守りに入るのではなく、攻め続けろ”、と叱咤激励している。
 
 今一度、彼の考え方(論語と算盤)に学んで、生き方を手本にしたいと思う。
以上

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プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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