社員への手紙 その14

2010年12月14日 06:00
            

 

今回は、平成14年11月30日に書いた12月分の手紙です。
 
拝啓
 本格的な冬の到来で、朝晩の冷え込みが厳しくなりました。
 しかし、空気がすんでいるせいか、朝のピリッと引き締まった空気もおいしく、夜の星空もきれいに見えるこのごろです。今年は寒くなるのが早いようですがお身体には十分お気をつけください。
 11月6日に経営方針発表大会を行いました。今年の経営計画書を皆さんにお渡ししましたが、従業員の皆さんはもちろん、ご家族の皆様にも是非ご覧になって頂きたいと思います。
 
 先日、飛騨の高校の先生が宮崎に講演にいらっしゃることがあり、食事をする機会がありました。その先生は当時校内が荒れて満足な授業すら出来なかった学校に赴任し、自然学習と農業教育を取り入れた簿記・経理教育で税理士試験11年連続全国最年少記録などをつくるなど生徒の一人ひとりが自信を取り戻し高い目標に挑戦する校風を作った方です。最近読んだその先生の本の中から一節を紹介したいと思います。
 
『 世の中には、様々な価値観がある。だから“成功とは何か”という問いに対しては千差万別な答えが返ってくるに違いない。私にとって人生の“成功者”とは奉仕の精神の持ち主であるかどうかである。奉仕の精神とは、善意と愛情を支えとして、相手の立場にたって仕事に取り組み励むことである。もう一つはその仕事に誇りを持ち、喜びや満足感・生きがいを感じているかどうかである。
 
「能力とは心の状態である」、心のあり方や動機付けによっては、人間は急激に変化する。「私には出来ない」「やってもしょうがない」と自分には能力が無い・このくらいでいいやとあきらめや妥協をしていた人でも何かをきっかけとして精神が高揚し「私にもやれるかもしれない」「いや、やらなければならない」と発想を転換するとき、向上心が芽生え、意欲が生まれ、努力をいとわなくなり、工夫を凝らすようになる。
人間は、「やれる」と考えるとその通りにできる。「やれない」「まあいいか」と思ったらやれないし、達成感や自信にもつながらない。「やれる」と自分を信じたものだけがやれるのである。どんな職業に対する適性もやる気と努力、訓練の継続によって育てられる。生きる姿勢が定まり、性格が変わると何事もできるし、能力が向上していくのである。 』
 
先生の本を3冊紹介します。
  ① それでも学歴を追い求めるのか   森均著 産能大学出版部刊
  ② やる気をおこす奇跡の大逆転教育  森均著 産能大学出版部刊
  ③ やる気を起こす”新逆転教育     森均著 産能大学出版部刊
 
今年もあと1ヶ月となりました。終わりよければ全て良し。皆様と共にいい年を迎えられますように!                                  
敬具
 多くの生徒を育て、実践してきた先生の言葉だけに、とても説得力があります。 誰にでも可能性はある。 人がその気になった時にできない事はない、という事、生徒に納得できるように話して聞かせ、独特のやり方でその能力を引き出しています。
 “感動とロマンとリズム”でやる気を生み出す手法も素晴らしいですが、学歴ではなく、その人に会った将来を早いうちから見つけてほしいという、森先生の思いが伝わるから人が育つのだと思います。 見習いたい考え方と姿勢です。
以上
 

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プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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