社員への手紙 その15

2010年12月21日 07:00
            

 

今回は、平成14年12月26日に書いた1月分の手紙です。
 
拝啓
 今年も残りあとわずかとなりました。 非常に厳しい環境の中、本年も年末のぎりぎりまで忙しく過ごすことができそうです。 また年末年始にかけて一部の方には工事のため現場での年越しをお願いしなくては行けません。 ご家族の方にもご苦労をおかけしています。 ご理解とご協力を本当にありがとうございます。
 
 最近、致知という雑誌の中で、稲盛和夫・山口良治・衣笠祥雄・山下泰裕の四名のパネルディスカッションを読みました。 皆さん厳しくつらい競技生活のなかでも明るく前向きに考えて努力しスポーツを通じて学んでこられた体験を話していました。 その中で、印象に残った話を紹介します。
 伏見高校ラグビー部の監督をしていた山口良治さんの話です。
 
「全国大会出場2回目で優勝という例はありません。それは、生徒達がきちっとやってくれたおかげですが、やはり指導者がビジョンを持ち、みんなで目標を共有し、栄えある姿を思い描くということはすごく大事なことです。初めて優勝したとき、伏見校にはでっかい選手ばかりがいたのではありません。体の小さい選手もたくさんいましたが、共通して言えることはやはり人間性です。約束を守る、なんでもないことでもキッチリするといったような自己責任を徹底してたどってきたから、それぞれが十五分の一の責任を全うし合える、お互いを信頼できるチームが生まれたのです。」
 
 いつも皆さんに、自分になにができるかを考えて、それぞれの立場で自分の能力を十分発揮できるように努力してくださいとお話しています。 ひとりひとりが真剣に自分をみつめて自分の可能性を信じ、充実した人生を送るために前向きな努力を続けていただきたいなと思っています。
 同じ問いかけをいつも自分にしています。 自分は何をすべきなのか? 何ができていて何ができていないのか? 会社の進むべき道を描くこと、働く環境作り、新しいお客さんの開拓、自社の強みを集中してのばすこと、色々やるべきことはあるがどれもすぐには答えが出ないことばかりで苦しい思いをしています。 しかし、自分は自分のできることを地道に一つ一つやっていくしかないと思い直します。 前を見て先に進むしかないなと考えます。
 時々“社長もっと肩の力を抜いたら”とか“もっとおおらかになったほうがいいよ”といわれることがあります。 そうなのかもしれません。 一方で不器用な自分にはこういうやり方しかできないのかな、とも思います。 そして、最近はこう考えるようにしています。 自分にはできないことが多いけど、できることを一生懸命やっていればあとは周りでみんながサポートしてくれる。 みんなと一緒に目標を達成していけば良いのだ。と
 
 今年一年全員の力で乗り切ってきました。また来年も全員でがんばっていきたいと思います。宜しくお願い致します。 良いお年をお迎え下さい。
敬具
 社長の仕事って何? いまでもこの問いかけは頭の中にあります。 会社の中で、社長は1人しかいない、だから社長がやるべき仕事を自分がやらなかったら、誰もできない。 仕組みや仕掛けづくり、将来の売上づくり、等は目には見えないので、つい後回しにする。 しかし、緊急ではなくても重要な事にこつこつと力を注ぐ事が、会社の体力を強くすることだと思っています。 だれにも理解されない仕事だからこそ、自分がやらなくてはいけない。 社長が孤独だと言われる理由だと思います。
以上

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プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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