社員への手紙 その18

2011年1月11日 06:30
            
今回は、平成15年3月31日に書いた4月度の手紙です。
 
拝啓
 桜の花も満開になり、何をするにもいい季節となりました。 今年は新入社員を迎えませんが、みんなが新しく仕事を始めたときのような新鮮な気持ちになっていろんなことに挑戦したり、変革すべきことに前向きに取り組んでいきたいものです。
 
人は、環境が変わらないと、マンネリ化してしまいます。
また、他人に対しても、自分に対しても固定観念で捉えやすくなります。
自分で作り出した限界から自由になりましょう。
人生はいつでもうまくいくとは限りません。失敗することもたくさんあります。でも、それは必要なことだと思います。失敗の中に次の大きな成功への鍵が隠されています。失敗は、その鍵を見つけるために、一つの過程でしかありません。失敗を恐れて何もしないことよりは、何かをやってみて失敗することのほうが、残るものがたくさんあるはずです。
 
自分が絶対正しいと考えていると、自由な発想が出来なくなります。
すべてのことには、必ず表・裏、正・反の両面があります。
 
 成功体験を持っている人ほど、環境が変わったときにそれに対応することができないといわれます。自分に絶対の自信をもち、自分の正しさのみを主張するようになってくることは逆に危険です。謙虚さとは、相手の言うことを素直に聞くこと、素直に聞くとは自説にこだわらず客観的・科学的な態度になることです。柔軟な発想を持ち、協力し合い、新しいことを生み出すために、謙虚さをもつことが大事だと思います。
 
自分のことだけではなく、自分以外の人の立場や都合も理解すること。 周りの人と一緒に仕事をしている、協力し合わないと何事も達成できない、ということを本当に理解していることが大事です。 雄弁である必要はありません。口下手であることを恥じることもありません。しかし、最低限自分に対し仕事を依頼した人への報告、仕事を一緒にやってもらう人への連絡、自分より一日の長があるひとや似た経験をした人への相談、を忘れないようにしましょう。自分を活かすためにも他人を認め、協力し合うことが大事です。
 
 昭和44年(西暦1969年)4月に創業してから、本年15年の4月1日(創立記念日)で35年目に入ります。また、本年度の下半期が始まります。 日曜であろうと夜間であろうと対応し、大変な努力と誠実な態度とお互いを思いやるチームワークで築いてきた35年です。もう一度、新たな気持ちになり、お客様に仕事をいただけることに感謝していい仕事をしていきましょう。みんなが必死になって取り組み、何処にも負けないすばらしい仕事をしていきましょう。
環境が変わり、体調も崩しやすい時期です。健康管理には十分に留意してください。
敬具
 
 いろいろな方のお話を聞く事が好きで、柔軟な考え方をもっていると思っている自分ですが、結構“こうあるべき”という自説から、抜け出せないときがあります。 人は様々な考え方や価値観を持っていますので、それを受け入れながら、一緒になって新しいものを生み出す関係が作れるといいなあと思います。
以上
 

P.F. ドラッカー

2011年1月10日 08:00
            

 

 平成23年2月号の致知の特集は、「ドラッカーと本田宗一郎、2人の巨人に学ぶもの」という対談です。 P.F.ドラッカーは、言わずと知れた「マネージメントの父」「現代社会最高の哲人」と呼ばれた人で、企業経営やビジネスの世界では、彼の著書はバイブルとなっています。
 
 多くの示唆に富んだ言葉を残しています。 また、いつも物事の本質や大きな潮流を見失わず、原理原則を追求しています。 週刊ダイヤモンドでも特別企画を行っていました。 混迷を深める政治経済だからこそ、彼の発言が熱心に研究されているのだと思います。
 
 週刊ダイヤモンドの特別付録の中から、特に感銘を受けた言葉を上げてみます。
 
「これからの20年、30年、仕事を心躍る物にするには、目線を上げて自らを駆り立てよ」
 
「知識労働の生産性こそ、1人ひとりの人間、一つひとつの組織が成功を続けるうえで不可欠のものである。これからの数十年にわたって、知識労働者として活躍する人としない人、知識経済において繁栄する組織としない組織の差は、歴然となる」
 
「われわれは今、壮大な歴史の転換期を経験しつつある。この転換がポスト資本主義社会を創造しつつある。」
 
「昨日を捨てることなくして、明日をつくることはできない。内部に変化への抵抗があったのでは、組織そのものが立ち枯れとなる。変化が不可避であるのならば、自らが変化しなければならない。変化の先頭に立たなければならない。」
 
「組織の中にプロフィットセンターはない。全ては顧客のところにある。企業の活動が、成果を生むか無駄に終わるかを決定するのは、企業の外部にいる者である。」
 
「成果を上げるために必要な3つの事、①常に貢献を考える事、②常に集中する事、③目線を高くする事。 そして、成果を上げるための能力を“真摯”に努力をして身につける事」
 
「“利益”は目的や動機ではない。事業を継続・発展させる明日のためのコストである」
 
「社会は数十年をかけて、次の新しい時代のために身繕いをする。世界観を変え、価値観を変える。社会構造を変え、政治構造を変える。技術や芸術を変え、機関を変える。やがて50年後には、新しい世界が生まれる。」
 
 私達は、時代の転換期に立ち会っている。 自らが変化の先頭に立ちたいと思う。
以上
 
            

 

 さて、4回生になると就職の事を考えなくてはいけなくなります。 当時は、海外に行きたいという気持ちもあって、プラントに関する仕事をしたいと思っていました。 プラントとは、工場のことで、工場の全設備を建設する仕事を行う事です。 特に、海外にプラントを建設するという事がとても“かっこよく”思えました。
プラント専業会社もたくさんありますが、当然のことながら、当時はあまり詳しくなく、どの会社がいいのか全く予備知識がありませんでした。
 
ここで、下宿の先輩が登場します。 下宿の先輩で、少林寺拳法部にも誘ってくれた方が、私の卒業の2年前に山口県の宇部興産に就職をされていました。 宇部興産という会社にプラントがある事自体知らなかったのですが、先輩の“プラントの仕事、おもしろいぞ!”という言葉に誘われて、入社試験を受けることにしました。 今みたいに、何社も受けて、内定をたくさんいただいて、その中から選択する、という事は全く頭になく、宇部興産のみを受験しました。
 
入社試験は、九州と中国地方の学生と一緒に行われました。 筆記試験の内容は良く覚えていませんが、面接で研究テーマについて質問をされた事だけを覚えています。 役員さんの前で、ホワイトボードに記入をしながら説明をしました。 その他は、あまり記憶に残らなかったような一般的な質問だったと思います。 なんとか合格を果たし、昭和60年、西暦1985年に宇部興産に入社しました。 同期入社は約80名でした。
入ってみて、初めて宇部興産という会社がどういう会社なのか、初めて知るようなありさまでしたが、多くの同期入社や先輩方との交流の中から、多くの事を学べた宇部興産時代でした。
 
入社式の日に、社長招宴というものがありました。 入社式の後の懇親会です。 その懇親会の2次会で、一つの出逢いがありました。 その話は、次回です。
 
つづく

ご縁

2011年1月 8日 06:44
            

 

 元気ワクワク夢クラブの活動が再開しました。
 
高鍋での中村文昭さんと大嶋啓介さんのコラボでのトークライブの開催に向けて、動きだしました。 昨年の7月以来の久々の活動です。 またワクワクが始まりました。
 何が起きるのだろう? どういう方との出逢いがあるのだろう? 私達の可能性はどこまであるのだろう?
 
 実行委員会の準備会は、延岡の栄高産業さんで開催をしました。 開催まで40日しか残されていない中での開催決定。 やはり、試されています。 何を学べと言われているのだろう?! ネタ作り! ネタ作り!
 
それにしても、実行委員会の方々は、Mの心バリバリ? この短期間で1000人規模の講演会を実行しようという困難な道を選び、しかし、だれもできない理由を言う人はいません。 やると決めたら、そのために知恵を出し、行動する方ばかりです。 学ぶ意欲満々の方ばかりです。
 
この日も、12名の方が参加してくれました。 1人1人の自己紹介を聞いていると、自主的に参加しようという人達ですから、とても前向きで主体的で自分の未来を積極的に切り拓こうという方々ばかりのように感じました。 こういう「ご縁」が人を磨き、成長させていくのだろうと思います。 愚痴や不満ばかりを口にして、何事も人のせいにしている人は、近寄ってきません。 類は友を呼ぶ、運を持った人は、運を持った人を引き付ける。
 
1月10日(月)には、高鍋の中央公民館で実行委員会のキックオフを行います。また、新たな「ご縁」が広がる事を楽しみにしています。
 
昨年11月30日に、佐賀に引き続き都城で行われた、福島先生と大嶋さんの講演会、 「夢しか実現しない」 懇親会で聞いた大嶋さんの“夢”、最幸でした。 中村さんと大嶋さんとのコラボでの講演会で、多くの皆さんが可能性に気付き、やる気のスイッチが入る事を願っています。 そして、そういう方々のご縁が広がり、地域がもっと元気になれば、これ以上の喜びはありません。
以上

安全祈願

2011年1月 7日 08:00
            

 

 この時期、様々な団体で安全祈願が行われます。
 
 我が社でも、大御神社の神主さんに来て頂いて、全社員で安全祈願を行います。
 
昨日、朝7:00からは、我が社の厚生棟で安全祈願を行いました。 神事を行い、お神酒を頂き、お札を新しいものに変えました。
 
さすが神主さんです。 良く通る声と良く響く柏手が気持ちよく感じました。
私も毎朝神棚に手を合わせていますが、柏手の響きにいつも気をつけています。 初めは手をゆっくり動かし始め、手の力を抜いて、両手がうまく合わさる様にしなければ、いい音が出ません。
日本の“道”といわれるものは、どれもそうですが、無駄な動作をそぎ落としていき、洗練された立ち居振る舞いを行うことで、心も整えて行くことは、日本独特の考え方かもしれません。
 
「禮之用和為貴(れいのようは、わをもってとうとしとす)」。 礼の要は敬う心と、和の心の一致をもってよし、「拝」は敬の心、「拍手」は和の心であり、その二つを合わせて行うことによって、敬虔な気持の現わしていると言えます。 いづれにしても、神様を敬い、謙虚な心で、自己を見つめ直す動作だと思います。
 
 安全はすべてに優先する事項です。 安全があって初めて製品の品質やコスト、効率化が始まります。 我が社も無事故に無災害に取り組んでいますが、小さい怪我が減りません。
毎日の仕事に入る前に、朝礼等を通じて、心を整えることから徹底していきたいと思っています。
 
 また、大御神社では、特に清掃を重視しているとのことでした。 清掃・清潔としっかり行う事を徹底していると、自然と人が集まってくると行ってらっしゃいました。 長い歴史を通して確立をしてきた様式美がそこにあると思います。
以上

プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

更新カレンダー

« 2011年1月 »
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のコメント

日向中島鉄工所 社員ブログ ひょっとこかわら版

日向中島鉄工所