“こころざし”平成21年6月12日におこなわれた視察研修のレポートを掲載します。
 
1)大山食品(綾町)
 
受け継がれた伝統の重みと4代目社長の経営改革と新しい事業への取り組みがうまくかみ合い始めていると感じました。守るべきところをしっかり守り、革新すべきところを大胆に革新できているのは、自社の強みがよくわかり、自社の進む方向がしっかり描けているからだと思いました。
 
特に、川越酒造さんとの連携のお話には、感銘を受けました。会社の存続の危機という他社の課題に一緒になって取り組み、いろいろな課題を克服しながら粘り強く、解決に結び付けているという点、そして、焼酎かすの廃棄というマイナスの資源に正面から取り組み、うまく活用する方向に利用して、自社の重要な事業に育てていること。お二人の出会いと連携の在り方は、とても素晴らしい連携と新事業創出のモデルだと感じました。課題や問題意識を持った者同士で共通の課題認識をして、お互いの資源を組み合わせることによって新しいものが生み出せるということを、いい実例として見せて頂きました。
 
これから進めていきたい宮崎版ネットワークシステムや工業会のさまざまな活動で目指すべき方向と成功モデルを見せて頂いたような気がします。ただ、連携が実を結ぶために重要なことは、個人個人の取り組む姿勢や価値観・考え方で、志を高く持って、もっと貪欲に出会いを求め、取り組まなければならないと改めて認識をしました。
 
2)雲海酒造(綾町)
焼酎の製造工程を改めて、勉強させ頂きました。各行程で製品を作りこんでいく様子がよくわかりました。発酵という技術を科学的に、工業的に制御しながら製品作りをしている過程を興味深く見せて頂きました。会社としてのこだわりや特徴を出すためにいろいろと考えて工夫をしていらっしゃることが説明の端々に感じられました。
また、創業からの会社の発展のプロセスを聞かせて頂き、そのご苦労とここまで事業を発展させた社長の偉大さを感じました。
 
3)新福青果(都城市)
まさに、産業界にいた時に身に付けた発想を農業で実践されている方だと思いました。サラリーマンとしての研究所勤めの経験と原価管理・見える化など、経営の視点からのアプローチなど、産業界としては当たり前ともいえる考え方を、農業の分野にとりいれた功績は大きいと思います。経験と勘、てげてげ、ぼちぼち、
 
ただ、生産効率の面から考えると、いくらIT化をしたとしても、根本的な効率の悪さの解決にはならず、採算性を確保するのは難しいと思いました。やはり、地域レベル、国家レベルで土地の有効活用の方向性を示し、ある程度税金を投入しつつ、新しい農業の形を作っていかなくては、厳しいと感じました。
 
二日間を通して、非常に興味深いお話を各社からお聞きすることができ、有意義な視察研修でした。 今回の準備をしていただいた、清本さん、運営委員の皆さんありがとうございました。                                 
 
 こころざしでは、課題図書での学びと例会での討論での学びがあります。 そして、1年に1回、視察などが企画されています。 各分野で頑張っている方々のお話が聞ける事はとても勉強になります。 事業を行う上で大切にするべき、原理原則や本質が見えてくるような気がします。
以上

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プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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