“こころざし”平成22年2月分課題レポートは、始めませんか「弁当の日」 / 鎌田實、竹下和男 でした。 その時に提出した私のレポートを以下に掲載します。
 
1.読後感
 
 水永さんからの最後の課題図書を読み終えて、本書に水永さんからのメッセージが込められているような気がしました。まず、社会との関わり合いを大事にし、「自分にできる何か」を探し、行動を始めなさい、ということ。次に、共感する力や創造する力、気づく力をつけて、豊かな人生を送りなさい、ということ。現代は、個人の欲望を刺激することによって成り立つ、行き過ぎた個人主義や金融資本主義によって、社会とのかかわりが薄れてきている気がします。その事への問題提起が本書に含まれていると思います。
先日延岡で行われたロボットシンポジウムで基調講演をされた、千葉工業大学の古田所長が次のようにおっしゃっていました。「これからのロボット産業はサービス分野に目を向けなくてはいけない。地域の課題を解決することにロボット技術が活用できる。ロボットはモジュール化が進み、誰でもできるようになる。ロボット技術を使って何をするのかが重要だ。問題を多くかかえている地方の方が、発想が生まれやすい。延岡ならでは物を考えるべきだ。」
自分の頭で考え、自ら気づき、自分の力で行動を始めることが、これからのビジネスに必要なことだということを、弁当の日を通じて、それを教えられました。
 
2.空気を読み過ぎるな、空気を作りだせ。 
 
空気を読めない、という言葉があまり好きではありません。居心地良い空気を作って、みんなと横並びで、仲良くすることはいいことかもしれません。しかし、みんながあまりにも空気を読み過ぎると、建設的な事が生まれないような気がします。
竹下さんは、10年間の校長職の間、「私が前例になる」という構えを通してきた、とおっしゃっています。社会に適応するために必要な物を身につけている「社会性」は、非常に大事ですが、社会そのものを変えていく力「社会力」が、今もっと重要になってきていると思います。自分の価値観や思いをしっかり主張するとともに、駄目なことをダメといえる事が大事だと思います。
価値観の多様化とか、個人の権利の主張が全面にで過ぎたために、逆に社会の事を自分の事として考えて、ものをいう人が減ったような気がします。空気を読むということが、自分の保身のみを考えることとつながらなければいいが、と思います。
 大量生産された“もの”を買って、満足する社会から、自分で考え、自分で作りだすことに喜びを感じる社会に変革していく必要がありそうです。私達中小企業も、大企業から頂く仕事を待っているのではなく、社会の課題を解決するために自ら考え、自らの力で一から作りださなくては、生き残っていけない時代が来ているのかもしれません。
 
3.地域とつながる、家庭とつながる。 
 
“弁当の日”は、家庭教育と学校教育を重ねる手法だ、親と教師が連携する対策だ、という言葉が出てきます。家庭・学校・社会・会社を切り離して考えることはできないという事を教えられました。
それぞれを切り離して考えるところから“気付く力”をなくしていっているような気がします。“思いやる力”“想像力”をなくしているような気がします。そして、“働く”ということの意味や意義を理解しなくなってきていると思います。働く姿を見せること、一生懸命生きる姿を見せること、が大事だと思いました。
 
地域とつながり、地域の課題を見つけ、解決するビジネスモデルを作ること、家庭とつながり、子供を育て、気づく力を育て、社員の豊かな人生を作ること、これらのことが、我が社のこれからの課題です。
 
 
 私達、中小企業経営者は、もっと地域とつながりを持たなくてはいけないと思います。儲け3割、仕事7割。 地域が良くならなければ、人が育たない、会社も発展しない。
以上

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プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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