高専向け合同会社説明会

2011年3月11日 06:30
            

 

 先週は、九州工業大学で行われた高専生むけの会社合同説明会に参加をしてきました。 
 
九州地区の67社の企業が集まり、各ブースで学生さんに向けてプレゼンテーションを行いました。 約450人の学生さんがそれぞれ、目当ての企業のブースを訪れ、プレゼンテーションを聞きます。 我が社のブースには、36名の方が立ち寄ってくれました。 工学系の学生さんばかりだという事もあるのか、製造業である私たちの話も、とても熱心に聞いてくれました。 また、設計から据え付けまで一貫してのもの作りに興味を頂いているようでした。
 
 その翌日には、福岡で単独の会社説明会と2回の一次選考会を行いました。 会社説明会では、会社の歴史、ビジョン、強み、戦略の話をしました。 40分という短い時間のなかで、全てをお話しするのはとても難しく、毎回悩みながらお話をしています。 リクルーターの皆さんの受け答えにも親しみがわくのか、会社説明会のアンケートには、もっと詳しく聴きたかったという声がたくさんあがっていました。 最近の学生さんは、多い人で30社も受けるので、その中から我が社を選んで頂くためには、しっかりしたビジョンを語って、自分が将来を託せる会社だと思ってもらえるかどうかが大事なポイントです。 
 
 学生さんの質問で最も多いのが、御社の社風や人間関係を教えてください、というものです。 目に見えないものですので、言葉で表すのはとても難しいですが、とても大事な質問だと思います。 少しずつですが、会社として常識とされる事がしっかり行われる会社になってきていると思います。 しっかりした規律を前提に、お互いが信頼関係で結ばれて、自慢しあえる会社になっていきたいと思います。 また、そういう風に学生さんにも話をしています。
 
 会社説明会や選考会には、学生さんができる限りリラックスして、普段の自分を出せるようにしたいと考えて、すこし普通の会社説明会や選考とは違った内容にしています。 まずは、準備体操から、始めます。5分前になったら、私が前に出てアイスブレイクを行います。大体、てっぺん大嶋さんネタのTTP(徹底的にパクル)をやっています。
 
 それから、会社説明会では、準備したパワーポイントの資料を見てもらい、気持ちを集中させてもらいます。 そして、会社の歴史や理念の話をします。
 
 選考会では、グループワーク中心です。 質問に答えたり、試験をしたりする、結果を求める選考会ではなく、どう考えて、どう行動したかというプロセスを見るようにしています。
 ものづくりが好きで、しっかりとした自分の考え方を持ち、周囲の人々との協力を進んでやる謙虚さと素直さをもった学生さんと出逢える事を楽しみにしています。
以上です。
            

 

 先週の木曜日は岡山で行われた同友会中小企業問題全国研究集会に参加をしてきました。さすがに全国の同友会から、意識の高い方ばかりが集まって学び合う全国大会です。 全国には素晴らしい経営者の方が、本当にたくさんいらっしゃいます。 そういう方々と交流をし、その実践に学び、自社の経営に活かす事が参加の目的です。
 
 私の参加した第6分科会は、「変わってますか?未来にむけて~製造業もサービス業、ビジョンと社員の夢を実現する全社一丸の企業づくり」のテーマで、広島同友会代表理事、㈱オーザックの岡崎隆氏の報告でした。
 
 どれだけ真剣に社員の人生と向き合っているか? この分科会で、社員さんとの信頼関係の深さを問いかけられた気がしました。自分の家族だと思って、真の愛情をもって社員と接しているか? 社員が人生をかけるのに値する会社を作っているか?
 
 社員満足の先にある、顧客満足が会社を支えている、と岡崎社長はおっしゃっているのだと思います。 「お客様が喜んだ分だけが売上になり、利益につながる」ということを社内でどこまで共有できているか?という事も問いかけられています。
 
 社員自らが向上・成長するためには、主体的に考える社風が不可欠で、それは、社員自らが主役にならなければ生まれない。よく、会社は演劇にたとえられます。 さまざまな役割の人が、個性を発揮しながら、一つの演劇を作り上げている様子に、会社の経営が似ているのでしょうか?
「社長は、社員の生活を豊かにするために全員で演じるためのステージを提供しているにすぎない。そこで、舞台を作っていくのは、社員ひとりひとりである。その舞台の観客であるお客様から喝采を頂くために、感動の舞台をつくっていこう」、と社員さんに語りかけるそうです。 主体は社員だ、という思いを持っていらっしゃる社長さんでした。
 
 あるレストランのお話もしていらっしゃいました。 「当社は、ステーキを売っているのではない、感動を売っているのだ。」 お客様が心地よい事を徹底的に追及する姿勢が素晴らしい、と岡崎社長はお話しをされていました。 演劇の話には、全社一丸となって最高の舞台を作っていきたいという岡崎社長の思いがこもっていました。
 
 社長が変われば、社員も変わる、最近社長も変わったな!と社員が思った時に社員も変わる、とおっしゃっています。 経営者と従業員がともに育ち、会社のビジョンと社員の夢を実現する全社一丸の企業づくりにまい進されている岡崎社長様の熱意をひしひしと感じた分科会でした。グループ討論もとても盛り上がりました。 
  
 残念ながら、翌日は福岡に13:00迄に入らなくてはいけなかったため基調講演を聞く事はできず、全体会の初めだけ参加して、全国大会の余韻を感じつつ、新幹線に乗りました。
本日は以上です。
            

 

“こころざし”7月分課題レポートは、グーグル秘録 / ケン・オーレッタ 著 土方奈美訳でした。その時の感想文を掲載します。
 
課題図書から、自分が受け取るべきメッセージは何だろうか?何を学べばいいのだろうか? 課題レポートの提出も3年目になるが、いつも、この事を考え、レポートを書いてきた。
自社の事業発展・新事業創出・地域産業活性化のために果たすべき自分の役割とは? そのために自分が学び、成長する手段としての課題レポートであるならば、今、このタイミングでこの本を与えられたのは、何を学ぶため? 
しかし、自分の力不足からか、今回の課題図書からは、メッセージが受け取れなかった。
この世の中で起きている事は全て関連しているため、大きなトレンドとして知っておくべきことかもしれないが、自分の事として引き寄せて考えられないのは、理解力の問題か?想像力の問題か?
 
1.邪悪になってはいけない 
 この言葉を聴いたときに、なんともいえない違和感を感じた。読み進めて行くうちに、少なくとも創業者は、限られた人間に独占されコントロールされている情報をより多くの人に開放したいと考えて、「より良い世界を作りたい」と純粋に本気で考えているようにも感じたが、それがスローガンに表わされていない。事業を行う時には、その事が社会にとって、多くの人々にとって良い事で、どういう風に役に立つのか?という視点が欠かせない。多くの方が共感し、関わり、応援をしなければ広がっていかないからだ。 しかし、このスローガンは少々傲慢で自分達の方にばかり意識が向いているような気がする。もっと人間の本質を考え、真の幸せを実現するために貢献をすることをスローガンした方がいいのにと思う。事業の創出を行う際に、利益計画はもちろん大切だが、しかし、利害関係者の利益のみを考えるのではなく、社会のため、世の中のためになる物でなくては、永続性はないと思う。
 
2.グーグル化された 
もうひとつ、本書の題名と副題にも疑問を感じた。GOOGLED: The end of the world as we know it. グーグル化されてしまった。私達の知っている世界の終わり??にも違和感を感じた。
グーグルの提供する検索エンジンで、あたかもあらゆる情報を集め、多面的な見方を手に入れたような気になる事が問題ではないか。
ますます情報の中身、内容について見極める力が必要となる。グーグルで集められた情報が、思索を深める役に立っているのか? 新しいものを生み出す創造力を生み出す役に立っているのか? これまで情報にアクセスする機会が得られなかった多くの人々にその機会を広げた意味は大きいが、表面的に氾濫する情報を集めるだけではないのか?
 
3.何を犠牲にしているのだろう? 
 無料で世界中の情報が手に入ることと引き換えに、何を犠牲にしているのだろう?個人のプライバシーでもあるだろうし、真に価値のある情報を入手する努力や思索を深める事の大切さとその事に価値を認める姿勢を失っているのか? 無限に広がる情報とデータの海で、何に時間を使うべきか、を考えなくてはいけないと改めて感じた。 本質を見つめる事を忘れてはいけないと思った。多くの人と出逢い、本質論をかわし、大切な事を見失わない様にしたい。
 
 知識社会と言われる現代に、情報の価値はますます高まっていると思います。 しかし、コピペに象徴されるように、ただ情報を流用するばかりでは、生み出すものは少ないと思います。 それを知恵に変えるためには、しっかりした考え方のベースがなくてはいけません。 しっかりとした内容の本をたくさん読むことが大事になってくると思っています。 そして、マスコミで流される情報をうのみにせず、自分の頭で考える癖をつけること、を大事にしていきたいと思います。
以上です。

社員への手紙 その26

2011年3月 8日 06:30
            

 

拝啓
秋色が日ごとに深まり、冷気が日増しに加わってきました。寒暖の差が激しい時期です。風邪など引かないよう、体調には十分ご留意ください。
10月1日から新しい期に入りました。本日、経営方針発表大会を行います。
平成13年から始めて、3年目になります。
毎年、期の初めに経営指針書を作り、従業員のみなさん、取引銀行、協力業者さんに発表をしています。これには二つの目的があります。まずは、会社の経営状態をできる限りオープンにして、会社に関わる人たちが同じ気持ち、同じ目的に向かって動けるようにしたい、ということ。もう一つは、1年間の活動を振り返り反省をして、毎年少しづつでも前に進み、改善につなげていきたい。という気持ちからです。
 
車の運転をするときのことを考えてみます。まず、何処に行きたいのか、目的地を決めます。エンジンをかけ、車を操作します。周りの道路状況や自分の操作による車の動きを判断しながら運転し車を前に進めていきます。このとき、これから到達する交差点やカーブの状況を見るのと同時に、すぐそばの道路の状態や歩道の状態も異常の無いことを無意識のうちに確認しています。また、目でスピードを感じると同時にメーターをみて、実際にでているスピードを確認し調整しながら、運転をしています。
組織での動きも似ているところがあります。
目標をはっきりさせます。いつも目標を確認し方向が間違っていないことを確認しながら、業務を行います。と同時に作業の一つひとつに誤りが無いことに気を配りながら作業を進めていきます。そして途中で数値による分析して、今どうゆう状況にあるのかを確認します。
いつも目的地を頭に入れて、遠くの目標を見て、同時に足元を見ながら進んでいくことは、全てに共通する大事なことだと思います。
 
先日、目的と目標をはっきり持っておくことの大切さを教えてもらいました。
プロ野球のイチロー選手が6年生の時に作文を書いています。その一部を紹介します。
 「僕の夢は、一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。活躍できるようになるためには、練習が必要です。僕は3歳の時から練習を始めています。そして、中学、高校と活躍して、高校を卒業してからプロに入団するつもりです。そして、その球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズです。ドラフト入団で、契約金は1億円以上が目標です。そして、僕が一流の選手になって試合に出られるようになったら、お世話になった人に招待券を配って、応援してもらうのも夢の一つです。とにかく、一番大きな夢は、プロ野球の選手になることです。」
 より具体的な夢を描いて、その実現を心から信じ、努力していくことが、会社での活動にとっても、個人の人生にとっても、大事なことです。                敬具
 
 社長就任をして以来、毎月給与明細に手紙を同封しています。 その時々に感じたこと、考えている事をA4一枚にしたためて、社員さんとご家族に届けています。 今月で113通目になりました。 振り返ると、その時々の会社の状態がわかります。 今後とも初心を忘れず、続けていきたいと思っています。
以上です。
            

 

 毎月、愛読している雑誌に「致知」があります。 毎月様々な人々の真剣な生き様がうかがえるような特集が掲載されており、読んでいるうちに背筋が伸びる思いがします。
 金や物質主義、個人主義が過度に進み、自分の事ばかり考える人が増えてきた現代に、物事の本質をしっかり見つめ、日本の将来を憂う人がこんなにたくさんいるのか、とすこしホッとした気持ちになります。
 
 その巻頭の言葉に、「致知」という言葉のもととなった、大学の文章が掲載されています。今日はその巻頭の言葉から抜粋して記載します。
 
----------
 中国古典の『大学』には、「其の国を治めんと欲するものは、先ずその家をととのう」とあります。国を治めようと思うなら、まず己の家をしっかりおさめなければなりません。しかし、しっかりとした心掛けをもって臨まなければ、自分の家庭ひとつ円満に収める事はできません。そして、自分の家庭もまともに治められない者に、国家や会社などの組織を立派に治めることなどできないのです。
 
 『大学』の中核となる三綱領の教えは以下のものです。
「名徳を明らかにする」(各々が天から与えられている徳性を発揮する事。)
「民に親しむ」(上に立つ者は、直属の家来だけでなく、一般の民に対しても親しむ、つまり一体感を感じながら治める事。)
「至善に止まる」(個々の利や善悪という相対を超えた、絶対的な善にかなった言動をすること。)
 
 そして、『大学』には、この三綱領の具体的な実践方法を説いた八条目があります。
 国を治めようと思うなら、先ず自分の家をととのえることだ。自分の家をととのえるためには、自分の身を修めることだ。自分の身を修めるためには、内なる心を正しくすることだ。内なる心を正しくするためには、感情を正常にすることだ。つまり喜ぶべき時に喜び、怒るべき時に怒るなど、喜怒哀楽を適切に表現できるようになる事です。
 
 感情を正常にするには、知を致す、つまり生まれながらに与えられている知恵を極めていくことだ。そして、知を致すには、物を格す、つまり突き詰めて言えば、自分自身を正すことだと説かれています。
 
 格物致知、自分自身を正して知恵を極めていくことこそが、治国平天下の根本なのです。
 いま、日本の国は、混迷の極みにあるといえます。ともすれば上に立つ者に批判が集まりがちですが、こういう時こそ国民一人一人が格物致知という言葉を心に刻み、まずわが身を正していくことが肝要であると考えます。
----------
 
 人のせいにせず、環境のせいにせず、まず、自らを見つめ直し、自分ができることを実行していきたいと思います。
以上です。

プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

更新カレンダー

« 2011年3月 »
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のコメント

日向中島鉄工所 社員ブログ ひょっとこかわら版

日向中島鉄工所