“こころざし”7月分課題レポートは、グーグル秘録 / ケン・オーレッタ 著 土方奈美訳でした。その時の感想文を掲載します。
 
課題図書から、自分が受け取るべきメッセージは何だろうか?何を学べばいいのだろうか? 課題レポートの提出も3年目になるが、いつも、この事を考え、レポートを書いてきた。
自社の事業発展・新事業創出・地域産業活性化のために果たすべき自分の役割とは? そのために自分が学び、成長する手段としての課題レポートであるならば、今、このタイミングでこの本を与えられたのは、何を学ぶため? 
しかし、自分の力不足からか、今回の課題図書からは、メッセージが受け取れなかった。
この世の中で起きている事は全て関連しているため、大きなトレンドとして知っておくべきことかもしれないが、自分の事として引き寄せて考えられないのは、理解力の問題か?想像力の問題か?
 
1.邪悪になってはいけない 
 この言葉を聴いたときに、なんともいえない違和感を感じた。読み進めて行くうちに、少なくとも創業者は、限られた人間に独占されコントロールされている情報をより多くの人に開放したいと考えて、「より良い世界を作りたい」と純粋に本気で考えているようにも感じたが、それがスローガンに表わされていない。事業を行う時には、その事が社会にとって、多くの人々にとって良い事で、どういう風に役に立つのか?という視点が欠かせない。多くの方が共感し、関わり、応援をしなければ広がっていかないからだ。 しかし、このスローガンは少々傲慢で自分達の方にばかり意識が向いているような気がする。もっと人間の本質を考え、真の幸せを実現するために貢献をすることをスローガンした方がいいのにと思う。事業の創出を行う際に、利益計画はもちろん大切だが、しかし、利害関係者の利益のみを考えるのではなく、社会のため、世の中のためになる物でなくては、永続性はないと思う。
 
2.グーグル化された 
もうひとつ、本書の題名と副題にも疑問を感じた。GOOGLED: The end of the world as we know it. グーグル化されてしまった。私達の知っている世界の終わり??にも違和感を感じた。
グーグルの提供する検索エンジンで、あたかもあらゆる情報を集め、多面的な見方を手に入れたような気になる事が問題ではないか。
ますます情報の中身、内容について見極める力が必要となる。グーグルで集められた情報が、思索を深める役に立っているのか? 新しいものを生み出す創造力を生み出す役に立っているのか? これまで情報にアクセスする機会が得られなかった多くの人々にその機会を広げた意味は大きいが、表面的に氾濫する情報を集めるだけではないのか?
 
3.何を犠牲にしているのだろう? 
 無料で世界中の情報が手に入ることと引き換えに、何を犠牲にしているのだろう?個人のプライバシーでもあるだろうし、真に価値のある情報を入手する努力や思索を深める事の大切さとその事に価値を認める姿勢を失っているのか? 無限に広がる情報とデータの海で、何に時間を使うべきか、を考えなくてはいけないと改めて感じた。 本質を見つめる事を忘れてはいけないと思った。多くの人と出逢い、本質論をかわし、大切な事を見失わない様にしたい。
 
 知識社会と言われる現代に、情報の価値はますます高まっていると思います。 しかし、コピペに象徴されるように、ただ情報を流用するばかりでは、生み出すものは少ないと思います。 それを知恵に変えるためには、しっかりした考え方のベースがなくてはいけません。 しっかりとした内容の本をたくさん読むことが大事になってくると思っています。 そして、マスコミで流される情報をうのみにせず、自分の頭で考える癖をつけること、を大事にしていきたいと思います。
以上です。

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プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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