先日21日に映画の上映会に行ってきました。
 
 「ミツバチの羽音と地球の回転」という映画です。 山口県上関原発建設が進められる中、地元の方々の反対運動を描き、原発推進の是非を問いかける映画です。 
 
 一次産業により生計を営む住民の生活と伝統を伝える神舞というお祭り、原子力発電所の建設を進めようとする中国電力や行政と地域住民の方々との衝突、長い歴史の中で素朴な生活が営まれている地域に原発建設を進める事の不条理さ、横暴さを描いています。 同時に、スウェーデンのあるオーバートーネオという都市では、自然エネルギーによってエネルギーの自立をしようという努力を続け、電力の半分は自然エネルギーでまかなっているという事実も紹介しています。
 
 私たちは、ひたすら便利な生活、物質的に豊かな生活を追い求めてきましたが、このままでは、持続可能な社会は作れないということは、はっきりしてきました。 資源やエネルギーや食糧など、欲望のままに使い続けることには限界がある事が見えてきました。
 
 改めて、生きる意味だとか、幸せや豊かさの意味について考え、今持っている価値観を根本から見直す必要がありそうです。
 
 映画の中に多くの印象的な言葉があります。
 どうして日本が石油を買い続ける事ができるのか、わからないよ。
 
 バリアーを外すんだ、新しいエネルギーを阻むものの。
 
 問題を起こすより、解決する方がよっぽど楽しいよ。
 
 すべてがコンビネーションなんだ。
 
 映画の中に、ひとりの市議会議員さんが登場します。 市議の仕事はボランティアとしてやっています。 「金のかからない良い事を、ずっと持続可能性について考え続けてきました。」という彼女は、ボランティアだからこそ、低予算で持続可能な環境プロジェクトに関わり続けられるのだ、と思いました。 本来の政治のあり方を見せてもらった気がします。
 
 いま、私たちは、経済優先の社会中で、目標もなく走り続けるのではなくて、一度立ち止まり、周りを見回し、自分の立ち位置を確認してみる必要があると思います。 もしかすると経済優先で走り続けている先には、深い崖があり、明るい未来にはつながっていないのかもしれません。
 
 今回の映画は、改めて色々な事を考えさせてくれるとともに、今自分達の未来をしっかり選択し、行動に移していかなくてはいけないと、気付かせてくれるものでした。
 
 最後に、この映画のタイトルの意味を。
 
「世界にあるどんな小さなことでも、影響を及ぼしているのだ。 たとえばどこかでミツバチの羽音がしたとしよう。 するとその羽音は、地球の回転にさえ影響を及ぼしているかも知れないのだ」
 
以上です。

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プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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