延岡市工業振興ビジョンへの提言として、まとまってはいませんが、今、思う事を以下に記載します。
 
 振興ビジョンの大きな問題は、ビジョンの担い手が増えて行かない事ではないか、と思います。
工業振興ビジョンの中に記載のある、ビジョン設定の着眼点に基づき今一度見直すべきではないでしょうか。 ①中小企業のコアコンピタンスに注目、②あらゆる地域資源の見直し、③過去と現在の産業構造から、新たな産業構造を創造する、等、振興ビジョンの中には、非常に大事な視点が記載されています。 非常に変化の激しい現代、状況は刻一刻と変化をしています。 繰り返し議論を重ね、絶えず計画を練り直す必要があります。 官民一体となって、毎年、延岡市のSWOT分析、日本や宮崎、延岡を取り巻く環境の変化、地場企業の強み弱み等について討議をしていくべきだと思います。
そうすることで、ビジョンや計画の担い手が増えて行くのではないでしょうか。ビジョン推進会議は、実行に関わっている人や団体が、自ら進捗をチェックし、実行のための課題とその対策を議論する場とした方が良いと思います。
 
 もうひとつ、ものづくりシンポジウムで痛感したのは、全国の仲間との連携、関塾や全国の経営者、行政関係者との連携をもっと活発化しなくてはいけないという事です。 あらゆる手立てを講じての人脈づくり、ネットワーク作りをすべきと考えます。 行政の中にも特定分野のプロを育てるべきだと思います。 それぞれの組織の都合や立場を超えて、議論が活発になされなければいけませんが、それは、お互いがその道に精通している事が前提条件です。そして、行動力もまだまだ不足していると感じました。 中国へ進出すべきかどうかは、未だよくわかりませんが、グローバルな視点を持つ事は不可欠だと思います。 早急に関先生を団長に、いまや世界のものづくりをリードする中国の現状を視察に行くべきだと思います。場合によっては、大胆な規制緩和をして、もっと企業の活力を大きく引き出さなくては、世界では戦えないかもしれません。
 
中核企業との連携においては、現在の取り組もうとしている機械のマーケットは本当に参入可能なマーケットサイズなのか? 顧客は地場企業の参入を本気で望んでいるのか? 大学を巻き込んで、新しい機械の開発を目指す道はないのか? いつも問い続ける必要があるかと思います。
 
一次産業との連携に関しては、宮崎県として食品加工分野の産業を振興すべきだという声はよく聞きますが、具体的な取り組みにはなっていません。 例えば、ヨーロッパ等の食品加工産業を徹底的に調査する等をしながら、ベンチマーク企業を見つけたり、技術提携先を見つけたりする必要があるのではないかと思います。
また、ものづくりシンポで提案された“チョウザメサミット”のように、他地域との連携も図るべきかと思います。 B-1グランプリのように競争と協創を創り出す事はできないでしょうか?
 
人材育成に関しては、 次世代の産業教育、中小企業人材の職業教育、経営者の起業家精神育成など、行うべき事はたくさんあり、そのどれも時間のかかる事です。 地道に活動を継続し、学校・産業界・行政の連携をさらに強くしていかなくてはいけないと思います。       以上
 
以上です。

社員への手紙 その32

2011年4月19日 09:00
            

 

今回は、平成16年6月1日に書いた6月度の手紙です。
 
拝啓
梅雨に中休みか、6月1日は大変良い天気になりました。しかし、これから本格的に長雨の季節になります。特に現場での作業は手足が滑りやすく危険ですので、十分気をつけて行なうようにお願いします。
 
先日は、私たちひまわり工業会が主催して講演会が開かれました。多くの方々のご協力のおかげで、日向・延岡から450人もの方にご来場頂き、大変盛況のうちに開催することができました。ありがとうございました。残念なことに、我が社の社員さんのうち、三分の一強の方は出張中のため、参加することが出来ませんでした。また別の機会をもうけて講演会の記録ビデオを鑑賞しようと考えています。
 
講演会で印象に残った話が二つあります。
一つは居酒屋での若者たちの話です。各自が自己紹介をしていく中で女性にどこにお勤めですか?と聞かれた時、若者たちがどう答えたか。一流企業に勤める若者はもらったばかりの名刺をみんなに配りました。中小企業の社員さんは、頭を掻きながら“ちょっとね”と答えました。町工場に勤める社員さんはこう答えました。「俺はこういう会社でこういう仕事をしている。みんなは知らないだろうけどね。でもいいんだ、俺が知っている良い会社だから。今にきっとみんなに知られるいい会社になるんだから。」 大企業の社員があとでこういったそうです。「君はうらやましい。僕は会社に入って2年経つけどたいして面白い仕事をしているとは思えない。自分の会社のことを“誰が知らなくても俺が知っている良い会社”と誇りをもって話ができるなんていいなあ。」
 
もう一つは、講師をして頂いた青木社長さんの会社の話です。
青木社長さんの会社が航空機メーカとして有名なボーイング社の認定工場になった時の話です。同じ時期に大会社と青木さんの会社の2社が同時に認定のための検査をうけ、青木さんの会社だけが合格したそうです。後で青木さんがその検査官にどうして私の会社が合格したのですか?と聞くと、検査官は「あなたの会社の社員さんの目が生きていたからです。」と答えたそうです。
皆さんも是非、いろんなことに挑戦し、自分の可能性を広げてください。そのための環境作りをし、応援していきたいと思います。そして、皆さんと一緒に小さくても誇りをもって働くことができ、日本中に自慢ができる会社にしたいと思います。
 
青木社長の東大阪を元気にしたいという情熱がひしひしと伝わってくる講演会でした。また、日向でもひまわり工業会が力をあわせればきっとできることがある。とエールを送っていただきました。こんどは私たちの番です。私たちも一歩ずつ踏み出していきましょう。
5月の中旬から面談を行なっています。皆さんが日頃から考えていることを聞かせてもらうのを楽しみにしています。                                敬具
 
本日は、以上です。
 

コーチング

2011年4月18日 07:30
            

 

 先週から、新入社員教育をおこなっています。 そのなかで、地元日向を拠点に活動をしている古賀さんに半日間コーチングを行ってもらいました。
 
 3時間があっという間の素晴らしい研修でした。
 
 
たくさんの気付きをもらいました。
 
 やる気とストレスの関係
  やる気を風船に例えるとわかりやすい。
  膨らませた風船(やる気)に外圧(ストレス)を欠けると、
圧力が逃げる・しぼむ・割れる
  風船を膨らませるためには、気圧を下げるか、温めると良い。
   気圧を下げる事は、相手に話をさせる、話を聴く。
   温める事は、相手を認めること、褒める事。
 
 “聴く”ためには、どういうリアクションをすればいいか?
   うなづく、あいづち、リピート、否定しない、受け入れる。
 “認める”ということ。
   人は、違う価値観、考え方を持っているということが前提。
   人の心は、作用・反作用で動く。 
 
 コミュニケーションのポイントの講義を聴いた後に、未来トークというグループワークを行いました。 1人が自分の描く未来像の1年後の姿になりきって語ります。そして、4人がチームになって、未来の姿を引き出す質問をします。 
   やあ久しぶり、ところで今何やってるの?
   どうやって、そうなったの?
   なんで、そうしたかったの?
 
語り部は、夢がすでに手に入っている事を想像して、口から出まかせを話します。
(ただし、頭の中に描けない事は言葉として出てきません。)
インタビューアは、すべての事を否定せずに語り手を載せてしゃべらせてあげます。
未来の自分、夢や目標を語り合ってもらいました。
 
 コーチングによって、その人の持っている可能性に気付かせる技術はすごい!と思いました。 コミュニケーション力を付けていくことの大切さをあらためて感じます。
以上です。
            

 

 プロジェクトの引き渡しには、必ず保証運転が必要になります。
 
 プラントが完成し、運転調整をした後に、保証運転の開始を宣言し、プラントが契約上の性能を満たしている事を保証運転で実証するものです。
 自分達で運転をして、その生産能力や各種パラメーターが契約した値に入っている事を示さなくてはいけません。 かなり余裕のある数字を提示しているはずですから、容易に達成できるはずですが、そう簡単にはいきません。
 
 お客様側は、自分達だけの運転に不安を感じていましたので、少しでも日本人の滞在を伸ばしたいと考え、運転への協力はしてくれません。 それだけではなく、保証運転が継続できないように、陰で工作もしていました。 そういう中での運転ですから、プラントの運転自体は、2交代での12時間シフト1週間の連続運転ですが、プラントを運転する以外にもいろいろなことに気を配りながらのオペレーションとなりました。 心身ともにへとへとになりながらの保証運転でした。
 
 それ以降も保証運転を行う機会がありましたが、こんなに苦労した運転はありませんでした。 ふつうは、お客様に運転指導もかねて協力をしてもらいながらの運転ですので、一体感もあり、お互いに保証運転完了を祝う雰囲気の中で行いますが、この時は孤立した状況でした。
 
 石灰石焼成炉は、この時が最初で最後の建設でした。 よくあれだけのスタッフで運転できたものだと思います。 また、エジプトでのプラントもこれ以降はありませんでした。 精神的なストレスも大きかったかと思いますが、1人1人の頑張りは素晴らしかったと思います。
 とっても貴重な経験をさせてもらいました。 今振り返ると、なにものにも代えがたいものだったと、感謝しています。
以上です。
            

 

 昨日も、新入社員の2人と行動を共にしました。
 
 学生時代との大きな環境の変化に戸惑っているかもしれません。 特に、昨日は、朝6時から、夜の8時まで、一緒に行動しました。 長い一日だったと思います。
 
 朝、6時に出社して一緒に神棚に向かって6方拝を行います。 そして、その後に、トイレ掃除を行います。 もちろん素手で、便器をきれいに洗います。 7時からは、工程会議への参加です。 この1週間に予定をされている仕事のスケジュールを確認します。
 
 昨日は、工業会の交流会が行われて、一緒に参加をしてきました。 清武のソーラーフロンティアさんの工場見学に参加をしました。 CIS太陽電池について、学びました。 宮崎の3つの工場で、合計1000メガワットの生産体制ができるとの事、急激な成長の過程を知り、時代の風を感じました。
 
 17時に帰社後は、月次の会議に出席です。 月次の業績報告やISOのマネージメントレビュー、就業規則の改定について、などなど、19時まで打合せを行いました。
 朝6時から13時間の経験はどうだったでしょうか? とても疲れた事でしょう。
 
 これから、会社の仕事を一つ一つ体験していきますが、全てを自分の成長につなげて頂きたいと思います。
以上です。

プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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