エジプト滞在は、予定より半年間延長されました。 というのも、火災事故によって炉内レンガの再構築という仕事が発生したからでした。
 
 なぜ、火災が発生したのか? 原因ははっきりしませんでしたが、煙草の火の不始末ではないかといわれていました。 石灰石焼成炉の中には、炉内レンガの構築のために、木の足場が組まれていました。 そして、炉の中で煙草を吸っていて、その煙草の吸殻を後始末していなかったために火災につながったというのが予測です。
 
 発生した時期というのは、ラマダンの期間中でした。 日中の飲食、喫煙は禁止です。 しかし、さまざまな人間がいますので、こっそりと喫煙をする人もいました。 その人たちが煙草を吸っていたのが、炉の中でしたので、たぶん原因は煙草ではないか?と・・・
 
 
 火災が起き、あわてた現地の人たちが、消火活動をしました。 炉の中ですから、高温の炎に耐えるようにできています。 しかし、水をかけるとレンガがダメになってしまいます。 ほぼ炉の頂上付近までレンガが積み上げられていましたが、水をかけたことですべては“おしゃか”になってしまいました。
 
 保険に入っていましたので、保険により損害は求償されましたが、すべてのレンガは撤去し、再構築されなくてはいけませんでした。 というわけで、6ヶ月の工期延長です。
 
 大量のレンガを再輸入して、再構築する労力は大変なものです。 今振り返ると、おおきな困難にめげずに、立った半年で、完全に復旧してしまったのはすごいことだなあ、と思います。
 
 フルターンキーの契約でしたので、保証運転をおこなうところまでが請け負い側の責務でした。 
 また、この保証運転で大変な苦労が始まります。
 
 その話はまた次回に、・・・。

以上

            

 

 昨日は、2012年卒採用の最終選考会を行いました。
 
 3名の学生さんと個人面接を行いました。
 いくつかの質問をさせて頂きましたが、3名とも、しっかりした態度・考え方・受け答えでした。 とてもはきはきと自分の考え方を述べる様子は、堂々としていました。 
 
20数年前の自分の入社試験の時を思い出しました。 大学での研究内容について、四苦八苦しながらもホワイトボードを使って一生懸命説明をした事を覚えています。 それから考えても、皆さんのレベルの高さが際立っています。
 
我が社の入社試験は、全体を通して、知識の有無を問うてはいません。 一貫してコミュニケーション力とチームワーク力を見てきました。 グループワークやグループ面接を行ってきたのはそのためです。 楽しんで協働作業をする中で、自分を出せているか? チーム内のみんなの成果を上げようとしているか? を見たいと思っています。
 
会社説明会から、それに続く3回の選考会の間、会社の労働条件や福利厚生の事はあまりしていません。 会社で働くということがどういうことなのか。 今我が社がどういう事を考えて仕事をしていて、我が社の将来像をどう描いているのか? についてお話をしています。 また、ひたすらものづくりの楽しさを感じてもらう選考会をしています。
 
それにしても、面接によって、選考を行うことの如何に難しさを実感します。 一人一人と話をしていると、それぞれの良さが見えて来て、働く場を与えたくなります。 特に、皆さんはとても素直に、前向きに育ってきている事が良くわかり、将来性をとても感じます。
 
来週にもう一回最終選考会を行って、2012年の採用者の内定を決定します。 みんなを採用し、一緒に働いてもらいたいという気持ちが強くなってきますが、そういうわけにはいきません。 来週までには、決断をしなくてはいけませんので、とても悩みが深くなります。 
以上です。

新入社員教育 in 博多

2011年4月 8日 12:30
            

 

 4月5日から新入社員教育を行っています。 そのなかで、4名の社員さんは、他社の新入社員の方々と一緒に、福岡で研修を受けていました。
 その最終日、ロールプレーで企画提案のプレゼンテーションを行うというので、激励も兼ねて参加をしてきました。
 
 教育には、OJTとOff-JTがありますが、社内での訓練に加えて、社外での集合教育もとても大事です。 自社の仕事のやり方だけになれてしまうと、社会の常識とずれてしまう場合があります。 広い知識と経験を持ったうえで、自社の独自のやり方を貫く事は、否定しませんが、独りよがりのやり方に固執してしまい、自社の業務の良し悪しを客観的に見る事ができなくなる事は非常に問題です。
 
 他社の社員さんに混ざって、さまざまな価値観を持った方々と触れ合う事、自分の力を客観的に評価してみる事、は、とても大切なことです。
 
 我が社の新入社員の皆さんの激励と様子伺いで、研修を覗きに行きましたが、他社の皆さんと一緒にうまくやっていました。 また、企画コンペのプレゼンテーションも堂々としたものでした。 3日間の研修で多くの事を学んだようです。
 
 昨日からは自社内で座学の集合教育を始めました。 くどいくらい繰り返し、話している事は、すべては自分の考え方次第だという事です。 自分に起こっている事はすべて必然的に起こっていることで、自分が引き寄せているという自覚を持ってほしい、という事、だから、何事も主体的に考えて、自己責任で行動をする様にして欲しい、という事です。
 
 色々な事に挑戦をし、すべての事から学ばなくては、自分の人生を充実したものにする事はできません。 自分の成長にはつながっていきません。 これからも、どういう人生にしたいのか? について話をしていきたいと思います。

以上です。

稲荷大祭

2011年4月 7日 07:00
            

 

 毎年行われている、弊社のお得意先様が作っている協力会の稲荷大祭が、今年も今週土曜日に行われます。 例年必ず参加をしていますが、今年は残念ながら新入社員教育と重なり参加できません。
 
 お客様の会社には、稲荷大社があります。 そのお社の前で、正装をした役員さんに続き、私達取引業者も、神前で玉串奉天を行います。 伏見稲荷からも宮司さんがお出でになる事もあり、歴史と格式を感じさせる行事です。 
 
お稲荷さんは、さまざまな産業の守護神としてあがめられていて、京都の伏見稲荷では、産業祭も開かれているようです。
この稲荷大祭も取引先が一堂に会して、社業の発展と工事の無事を祈り、毎年続けられています。
 
醸造業界は、歴史のある会社も多く、歴史や文化を大切にするために、その業界で仕事を行う同社も自然と文化や格式を重んじてきたのかもしれません。 社員さんも参加し、永年勤続表彰も行われるなど、会社の行事としての側面もあり、私たちも参加していてとても参考になるよい行事だと思います。
 
式典が終わると、場所を移動して、講演会と懇親会が行われます。 
 講演会では、酒造会社の社長様など、それぞれの道を極めてこられた方々のお話があります。 とてもおもしろく、深い学びが得られます。 自分の生き方を考えるよい指針となります。 毎年楽しみにしています。
 
 会社の中で、講演会や式典などの行事を行う事はとても大切だと思います。 年一回の稲荷大祭は、共通の体験を積み重ねることが、大きな力になる事を感じさせてもらえる行事です。
以上です。
 
            

 

 最近読んだ本に、「社員をバーベキューに行かせよう!」という本があります。 
 
経営者の想いのこもった本です。 バーベキューで社員の想いを一つに。社長だけの情熱ではなく、社員のみんなが一つになれることを毎週やりたいという気持ちが大きかった。という文章がありますが、経営者としてはだれしもが考えることだと思います。 そして、それを実現するために、悩み、苦しみ、なんとか全社一丸体制を作りたいと努力をしていると思います。
 
その想いを表現し、具体化の仕組みの一つとして考えたのが“晴れた日には、社員とバーベキューをしよう。”だったのだと思います。
そもそもこの会社には、写真撮影をする際に、合言葉「想いをひとつに!」を口にしていたと言います。 なんと素晴らしい言葉でしょうか。 その想いをさまざまな活動につなげていっている事が本から伝わってきます。
 
「 社員が夢や理想を共有するためには、実現後のイメージを共有する必要がある。イメージを伝えるには、物語にする事が有効である。」
「 感動の物語を読むことで、社員は自分のとるべき行動や発言に迷いがなくなり、どんな状況でもベストの対応が取れるようになる。 また、理想の物語は、お客様や関係する会社にも広がり、強い信頼感の構築にもつながるのである。」
 社長がいかに強くその想いをもっているかが良く伝わってきます。
 
そして、その想いを社員さんと共有している事がわかります。
「 社員の理想が社会を変える。」
「 理想がなければ、環境の変化に対応したり、新しい価値を生み出したりできない。 夢や理想は、とらえ方一つで人生を大きな感動に包みこんでくれるものにもなる。」
 想いは、いい続けてコツコツ実践していけば、必ず伝わる。
 
全社で想いを共有するために、この会社でもいろいろな仕組みや仕掛けを作っています。
「 最低限のルールを徹底する。厳密な規律やルールがあってこその自由裁量だ。 マニュアルとフォーマットで仮説思考を仕組化する。」
「 仕組みを習慣化することでレバレッジがかかる。」
「 経営者として、会社の雰囲気=社風づくりに取り組んでいる。 雰囲気は仕組みとして機能させることができますし、それがあれば、どんな職場も家庭も変わる。「雰囲気」をつくることで、人は変わり、育っていく。」
 
たぶんその根底には、人に関する深い洞察があるのだろう。 “生きる”という事を真剣に見つめているのだろう。 だから多くの人が共感しているのだろうと思います。
 感動の物語を共有すると感動体質になる! 「本気になれるもの」を見つけると人生は変わる。 仕事の尊さを知れば人生の価値があがる。
 
 会社の管理職みんなに、この本を読んでもらいたいと思っています。

以上です。

プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

更新カレンダー

« 2011年4月 »
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のコメント

日向中島鉄工所 社員ブログ ひょっとこかわら版

日向中島鉄工所