社員への手紙 その41

2011年5月24日 09:00
            

 

平成17年3月1日に書いた、3月度の手紙です。
 
拝啓
立春は過ぎましたが、まだ寒い日と暖かい日が交互にやってくる気候が続いています。インフルエンザもまだ勢いが衰えていないようです。気候の変わり目ですが、風邪など召されないように健康に十分留意してください。
会社は組織で動きます。多くの人がひとつの目的のもとに何かを行うときには、チームで役割を分担して、連携して動くことが必要です。連携して動くためにはルールや規律を守る事が大変重要です。野球やサッカーをみてもわかるように、いくらすばらしい能力を持った人がいても、その人一人だけの力では勝てません。みんながルールをよく理解し、それぞれの役割を認識し、いかにチームとして洗練された動きができるかで、勝ち負けが決まります。一人一人がどれだけ全体と調和のとれた動きができるかを意識して動く事が大事です。
 
時には、管理者は厳しい注文もつけなくてはいけません。個人的には違う意見をもっていても全体の利益を考えて動かなくてはいけないこともあります。誰しも他人に対して厳しいことを言いたくはありません。しかし、「大善は非情に似たり。小善は大悪に似たり」という言葉があります。部下に目標を課し規律を持って鍛える厳しさが、部下を伸ばす良い上司であり、長い目で見たときに、本人のため会社のためであるはずです。みんなの利益を考えて、会社の将来を考えて、大局的な立場からあえて厳しいことを言ってもらうのが管理職の仕事の一つです。工場長や職長には、時には嫌われ役にもなってもらい申し訳なく思っています。
 
最近では子供を厳しくしかることができない親が増えているといいます。子供のために本当に良いことはどういうことかを考えなくては叱る事はできないと思います。親が子供を甘やかすあまり、子供は自分では何もできないようになってしまい、成長するに及んで人生を誤ってしまうということがあります。それとは逆に、厳しい親に育てられた子供は、自分を鍛錬することを学び、長い人生において自分の望む事をなしえることがあります。前者を小善、後者を大善といいます。先輩方や管理職の方々には、今後とも子供に対する親心と同じ気持ちをもって皆さんに接してもらいたいと思います。
 
子育てに関して1冊の本を紹介します。齋藤孝さんの「心をきたえる。痛快!言い訳禁止塾」です。その本の中でこういうことを書いています。「心とはクセの塊です。ひとりひとりの日々の細かい習慣がその人独特のクセをつくる。そしてクセが固まって心をつくり、その心が中心になって、その人の人間全体が形作られている。人間の心というのは、もって生まれたものではなくて、自分で作れる。クセ(習慣)をうまく使えばいくらでも強くなれる。」 約束事を決めてそれを継続して実行していく事が子供達の自身につながり強い心をつくります。
子供向けの本ですが、とてもわかりやすく大人にとっても勉強になります。参考にしてください。                                      敬具
以上です。

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プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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