第9回産学連携学会 in 佐賀

2011年6月16日 21:00
            

 

今日から、2日間佐賀で、産学官連携学会が行われます。
 
 まず、一日目が終わり、とても驚きました。 
産学官連携というと、国や県の予算を使い、共同研究を行いながらも、なかなか結果が出ずに、予算を使い果たしたら、研究開発も自然消滅してしまう、というパターンを思い描いていました。 しかし、今日の学会で、数々の事例発表があるなかで、大学の先生方が中小企業経営者と共に、熱い思いで新商品開発に取り組み、まさに産学が連携して、仕事作りをしている様子が伝わってくる発表を聞き、とても感銘を受けました。
 
特に、「開物成務塾」というグループの方々の発表が非常に興味深く、すばらしい先進事例として聴かせて頂きました。
 
「開物成務塾」は、九州大学大学院の先生のもとで、中小企業の経営開発・商品開発の実践ワークショップで、3年間で60例を超える開発事例を作っているとの事です。
 “ここでいう商品とは、売り買いされる物、あるいは、必需品/必要とされる物ということであり、社会をより便利に楽しく円滑に暮らせるものとして、くれるものです。そのような社会にうけいれられ必要とされる物を多く開発し、社会を変える。”
と定義付けをし、5年間でトータル100億円の売り上げを目標にしている事も、それに関わる先生方と中小企業経営者の高い意欲と志を感じられます。
 
“草の根イノベーション”を起こすという事もおっしゃっていました。 日本人の文化・伝統・生活様式を踏まえたうえでの、新しい機能、新しいスタイル、の提案をしていく事をおっ者ているようです。 まさに地域に密着し、地域の課題もわかっている中小企業だからこそ、できるイノベーションなのだと思います。
 
また、塾での活動を通じて、良いコーディネーターとの出逢い、いい仲間との出逢いが大きな意味を持つ、とおっしゃっていました。 非常にシンプルに原理原則に沿って、商品の開発をしようとされてると感じました。
いいメンターやパートナーと出逢い、知恵を交流し、世の中に必要とされる物を生み出すことが、産学官連携の目指すところだという事を改めて認識しました。 
 
これから、宮崎でも産業界が中心になった“産学官連携組織”を作ろうとしていますが、しっかりとその目的とあるべき姿を思い描き、メンバーの皆さんと共有し、イノベーションを生み出す仲間作りと、知恵の交流ができる場にしていきたいと思います。
 
今日は、交流会にも参加し、産学連携を実践している方々のお話を伺う事ができ、私たちが目指している物をより具体的に描く事ができました。 産学連携学会の皆さんの活動をベンチマークとして参考にさせて頂きながら、宮崎の産学連携を活発にしていこう!という気持ちが高まってきました。
 
明日も、9:30から17:00まで、数々のセッションと研究発表が行われます。 とっても楽しみです。
以上です。

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プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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