志 ~こころざし~ 日向中島鉄工所 社長ブログ

我が社の事業分野

2010年10月15日 06:30
            

 

 弊社の事業分野は、食品工場用の設備・機械、宮崎の農畜産物の加工機械、等、産業用の自動化機械、省力化機械を作っています。地元宮崎では、第1次産業、特に畜産加工が盛んです。弊社の所在地、日向にも製糖会社、ハム・ソーセージの加工工場、ブロイラーの加工工場があります。すこし南に行くと牛豚の食肉センターや農産加工工場、ジュース工場があります。弊社は、これらの企業の機械づくりや設備工事を行っています。設計から、製造、据え付けまで、一貫して行っています。
 この分野で全国的にお客様をもっているエンジニアリングメーカーさんとの取引もあり、全国で自社の作った機械をもって、据え付け工事に向います。いつでも、全国どこへでも、出かけて行きます。
 
 食品工場向けの設備工事の分野は、自動車や半導体分野と比べると変動が小さいと言えるかもしれませんが、それでもやはり設備投資に変動はつきものです。消費動向の停滞が続くと、業界の設備投資も一斉に控えられます。弊社はお客様の数は多い方かとは思いますが、不思議と設備投資のタイミングは、余り変わらず、忙しいときに限って仕事の依頼が殺到します。
この業界は、長期の休みに大型工事を計画する事が多くあります。工場を長期に止められるのは、この時期しかないからです。お盆や正月に仕事があるか、ないかは、景気の良しあしのバロメーターを言えるかもしれません。
 
 最近宮崎でもよくいわれていることですが、食品加工分野をもっと強くしていかなくてはいけません。素材にはとってもいいものがありますが、それを加工し、付加価値を加える事が出来ずに、県外に出荷している例が多いと聞きます。私達は、そこを変えて行きたいと思っています。これまで、地元の食品加工の分野で機械製造・設備工事を行ってきましたので、この経験を活かし、宮崎の農商工連携、産学官連携の中心的な役割を果たしていきたいと考えています。そのためには、図面に書かれたものを言われたとおりに作るだけではなく、お客様と一緒に考え、お客様に有益な提案ができる会社になっていかなくてはいけません。 
様々なお客様・業界、様々な現場を経験しているからこそできる、お客様の予想を上回る仕事できるように提案力を高めて行きたいと考えています。
 
 今年度は、提案営業力と企画設計力の向上に力をいれて、目標の設定や教育訓練、採用活動を行っていきます。
 
            

 

 宮崎県中小企業家同友会が年1回開催する「みやざき中小企業経営フォーラム」が、10月22日に、日向市のベルフォート日向で開催されます。
 毎年、この時期に行われていますが、今年は、県北支部設営担当です。初めて日向市で行われます。4つの分科会と基調講演、そして、交流会が行われます。参加者約400名です。宮崎県下の中小企業経営者が日向市に集まります。また、今回は、基調講演の報告者が北海道からいらっしゃる事もあり、北海道の経営者の方も5名参加されます。分科会報告者の1人が大分の経営者の方で、県北地区のすぐお隣という事もあり、大分の経営者の方も、多数参加されます。
 
 基調講演と各分科会の報告者とも非常に豪華な顔ぶれです。
 基調講演では、中小企業経営者同士がつながり、その活動範囲をひろげ、大学や行政からの協力を頂き、地域の仕事を創り出してこられた、北海道の連携組織のお話を聴きます。阪神・淡路大震災の時には、神戸で連携組織が生まれ、北海道拓殖銀行の破綻等、経済環境の悪化を受け、北海道で連携組織が生まれました。現在の厳しい経営環境が良くなる事を期待するのではなく、今の環境を受け入れて、自らが動き、知恵と創意工夫によって、仕事を創り出す事が大事なのかもしれません。
 
 また、第一分科会では、岩手・㈱八木沢商店・河野社長の「暮らしが成り立ち、企業が息づく地域へ」というテーマ、第2分科会では、富山・㈱モリタ・森田社長の「企業づくりは“人”づくり」というテーマ、第3分科会では、東京・㈱アメディア・望月社長の「社員の心のエネルギーが会社のエネルギー」というテーマ、第4分科会では、大分・ロイヤルクリーナー・宮迫社長の「どん底から再生し、そして事業継承!」というテーマ、で報告があります。どれも参加したくなるテーマで、一つに選ぶのが難しいと思います。
 
 参加費も6,000円という、信じられないくらい安い金額です。もし、研修機関でこれだけの内容のものに参加したら、最低3万円はかかるのではないかと思うくらいです。
 
 せっかく県北日向で行われるいい機会ですので、多くの地元経営者に参加して頂きたいと思います。最近の日本人は内にこもる傾向があるといわれます。すこし自信をなくしかけているのかもしれません。こういう時期だからこそ、異業種の方々と交流をし、自分の考え方を柔軟にし、現在の閉塞感を自らの力で突破する元気さを生み出す事が大事だと思います。全国からお出でになる報告者の方々と交流し、自らが変わり、会社が変わる力にして頂ければ幸せです。来週金曜日、10月22日、ベルフォート日向で会いましょう!!お申し込みはお早めに。
以上
            

 

 今月の次世代リーダー育成塾“こころざし”の課題図書が発表になりました。「ビジョナリーカンパニー③衰退の五段階」です。とっても骨のありそうな、読み応えのありそうな本です。この本が本屋さんに並んでいるのをみても、自分からは選びそうにない本です。さあ、今月も楽しもう。
 
 先日、筑波のそーちゃんから本が送られてきました。「3秒で盛り上げて、30分以上話がはずむ会話術」という本です。実は、彼とは中村文昭さんの話し方講座で一緒でした。私は自分が話下手だという事は自覚していましたし、中村文昭さんのようにはうまくなれないと思っていました。
また、話のうまい下手ではなくて、思いの方が大切だと思っていました。ただただ、中村さんの人間性に惹かれて、中村さんの話が聞けるセミナーならと参加をしました。
参加した皆さんは、どの方も素直に、一生懸命話がうまくなりたいと勉強をされていました。その中の1人がそーちゃんでした。とっても誠実な話し方で前向きな考え方をもった魅力的な方でした。
 
 その彼から本が送られてきました。とっても嬉しかったです。私も気に行った本は、何冊もまとめて買っておいて、人にプレゼントするようにしています。自分の感じた感動や思いをだれかと共有したいという気持ちからです。また、この人には、一緒に学んでほしいと思った時には、“致知”の1年分のプレゼントをしています。実は、先日、母にプレゼントしました。
 
 中村さんとの出会いから、本当に色々な方との出逢いが広がりました。そして、人から紹介されたものも含めて様々な本を読むことで、普通では経験しない事や考えない事をいろいろと学ばせてもらっています。
自分で経験する事が一番大事ですが、時間は限られています。色々な人に会って話を聴くことと、本を読んで多くの考え方を知る事が自分の経験の幅を無限に広げると思っています。これからも積極的に色々な人との出会いを求め、多くの学びを得ると共に、多くの人と共有し、あるいは伝えて行きたいと思っています。このブログを通じても、できる限り紹介をしていきます。
以上
 

社員への手紙 その5

2010年10月12日 06:30
            

 

平成14年2月28日の手紙です。
拝啓
 ずいぶんと寒さも和らいで来ましたし、花粉もかなり飛び始めているようで、春の訪れを感じる今日この頃です。しかし、風邪も流行っていますし、未だ冷え込む日も多いと思われますので、体調には十分ご注意ください。
 
 品質と生産性を決めるのは、態度であると言われます。品質や生産性の上がるような「態度」とは、いったいどのようなものなのでしょうか。これは一言で言うと「やる気」(前向きに工夫をし、努力をする気持ち)です。一人一人が前向きに取り組まなくては、どんなに仕組みや制度を変えたり、組織をいじったりしたところで、結局何も変わらず、むしろ手を加えた分だけ症状が悪化することすらあります。人的生産性を表す指標(労働分配率等)の高さには、会社のもつ設備や技術レベル以上に、社員のやる気と社風の活性化の度合いが関係しています。社員ひとりひとりの意識と感性のレベルがあがらずに品質や生産性があがるということはないと言えます。
 
 そして意識や感性のレベルをあげるためには、基本的なことがしっかり出来ている必要があります。はっきりとした受け答えができるか、きびきびとした無駄のない作業態度で仕事をしているか、約束したことはきちんと守っているか。あいさつ、体操、整理・整頓・清掃がしっかり出来ているか。社会人として当たり前のことが当たり前にできるか。というところからはじまります。
 会社には、社風というものがあります。社風は、社員みんなで作っていくものであるし、またその社風が人を育てていくのだと思います。我が社が、そこで働く皆さんの能力を大きく育て、活力を生み出すとともに、社会人として、人の親として、きちんと役割を果たす社員を育てる社風もちつづけたいといつも思っています。4月には2名の新入社員が入社します。若者がどんどん能力を伸ばしていけるよう環境作りをしていきましょう。
 
 今年の創立記念日は、社員旅行を企画しています。2年前から計画してみんなで積立を行い、やっと実行できるまでになりました。我が社は、年間通して常に設備工事やメンテナンス等の仕事が入っている状態ですので、なかなか全員参加で催し物をすることが出来ません。しかし、今回は、お客様にも事前に連絡をいれてご協力を頂き、全員で行きたいと考えています。3日間の旅行でご家庭の皆様にもご負担をおかけすることになりますが、会社を挙げての行事という趣旨をご理解いただき、何卒ご協力頂けますようお願い申し上げます。                敬具
 
 社風は、その長い社歴の中で、徐々に作られていきます。1人1人の考え方や価値観がその社風を作っていきます。その中でもやはり、トップの考え方、価値観、生き様が大事な事は、言うまでもありません。やはりトップの責任は重い!!
以上

こころざし

2010年10月11日 07:00
            

 

  先週の土曜日(10月2日)まで、ものづくりシンポジウムが日向・延岡で行われていました。 
 全国で一橋大学の関先生の提唱する私塾を開催している“ものづくり若手経営者”が一堂に集まって、交流をしました。とっても元気な方ばかりでした。そして、事業に対して並々ならぬ熱意を感じました。
 
 北海道、岩手、山形、新潟、富山、茨城、東京、島根、岡山、熊本、から、この宮崎の地まで、ものづくりシンポジウムに参加するために、足を運んでくれました。9月30日に日向で行われたサミットでは、それぞれの地域が抱える問題点を出し合い、共通の課題としてとらえて、その解決策をブレインストーミング方式で出し合いました。8グループに分かれてそれぞれの課題について討議をしました。どのグループも活発な議論が交わされていました。
 
 その後、懇親会、2次会、3次会、・・・と、翌日にシンポジウムが行われるにもかかわらず、交流を深めました。今回が6回目ということもあり、全国の方々がとても強いつながりをもっている事を感じました。お互いの事を良く知りあっている様子でした。まさに関先生のおっしゃる全人格的な付き合いをしていることに驚きました。 
 
最後の締めに桝元の辛麺を食べていた時の事です。先に食べ終わっていた熊本の3人組が挨拶をしてホテルに帰ろうとすると、墨田から参加していた経営者が、「どうして、帰るのよ! せっかく先生もいるのに、交流しないともったいないよ!」と、残って話をするように、と誘いました。それでは、と残った熊本組。関先生と話をするうちに、なんと、関先生が数十年前に、熊本の製造業を元気にしようと一緒に動いていたのが、その熊本組の経営者のお父さんだった、という事がわかりました。関先生も懐かしそうに、あなたのお父さんはいい人だったよ。あなたの会社も九州一の板金屋さんだったね。がんばってね。と繰り返し、思い出を語っていました。
 
各地のものづくり経営者が、情報を交換し合い、刺激をしあって、お互いの会社にもどり、各地で元気に経営をする会員を増やしている関塾のあり方は、とても素晴らしく、全国の中小企業経営者を勇気づけるように思いました。
 
 経済環境や産業構造が大きく変わろうとしている時代ですから、先が見えず、迷ったり悩んだりしている経営者が多いと思いますが、大きな“こころざし”をもって、全国の仲間とともに未来を切り拓く、“つながり”を作っていきたいと思っています。
以上

プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

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