志 ~こころざし~ 日向中島鉄工所 社長ブログ

中村文昭さんの事

2010年9月25日 04:52
            

 

 ブログでの中村文昭さんの紹介が遅れました。
実は、“勝手に師匠”と呼んでいる、陰ながら心の支えにさせてもらっている人です。平成20年10月27日の同友会の経営フォーラムでの中村文昭さん講演の準備期間から、ほぼ毎日、中村さんの講演CDを聴いています。これまでCDを聴いた回数は、500回は超えているかもしれません。中村さんの講演に出てくるエピソードは、本人の代わりに話ができるくらい聞いています。
初めて車の中で聞いた時は、涙が止まりませんでした。こんなに、精一杯生きている人がいるんだ、自分もつらい思いをしていると思っていたけど、自分の経験なんて大したことはない、と思わせてくれる内容でした。
その当時、父の容体がすぐれず、会社と病院を行き来している時期でした。いろいろな問題があり、不安や悩みを抱える毎日でした。車で移動をしながら、いつも中村さんのCDに勇気づけられていました。中村さんの口調に合わせて無心で声に出していると、不思議と元気がでました。私にとってはどんな音楽よりもいい調べでした。
 
中村さんの講演を都城で聴いてから、すぐに県北のみんなにも聴いてほしいと思うようになりました。すぐ、中村さんの秘書の案浦さんに電話をして、スケジュールの空いている日を抑えました。そして、延岡で一番大きな会場を抑えました。人が集まるかどうか、うまくいくかどうか、なんて関係ありませんでした。翌平成21年7月3日に延岡の総合文化センターを抑える事ができました。それから、準備が始まりました。“ぜひ、県北の方々に中村さんの講演会を聞いてほしい”という思いに賛同している方と一緒に、講演会を作っていきたいと思っていたところ、中小企業家同友会のメンバーが一緒にやろうと言ってくれました。講演会に向けて、みんなで動き、みんなで準備をし、口コミで輪を広げて行きました。でも一つだけみんなで約束をしていたことがありました。お付き合いで買ってもらう事だけはやめよう、本当に聞いてほしい人に、講演会を聴きたいと思って絶対足を運んでくれる人だけにチケットを販売していこう、ということでした。
 
ところが、1か月前になっても、まだ、300枚しか売れていませんでした。正直なところ、あせりもありましたが、わかってくれる人は必ずいると信じて動いていました。それから快進撃が始まります。600人、1000人と日を追うごとにチケットが売れて行き、1週間前には、会場定員近くの1300人まで、売れていました。立ち見がでると、来て頂いた方に迷惑をかけるから、もう止めようといっても泊りませんでした。どうして欲しいという人がいるから、もう約束をしてしまったから、といって、売れ続けました。当日の歩留まりを考えて、1500枚のチケットを印刷していましたが、1500枚を売り切ってしまいました。当日は、雨でしたが、それでも1350人を超え、立ち見の方が出てしまい、多くの方々にご迷惑をおかけしてしまいました。
 
 当日は、中村さんに会場の熱気が伝わり、120分の講演予定を30分近くもオーバーしてしまいました。ここでも皆さんにご迷惑をおかけしましたが、ほぼ全員の方が最後まで聞いて頂き、万雷の拍手を頂きました。1人の思いから始まった事が、こんなに多くの方に伝わっていくという貴重な体験をさせて頂いた中村さんの講演会でした。
 
中村さんとの出逢いによって、この後にまた様々な出逢いが始まりました。多くの方々へとつながっていきました。その話は、また今度、   つづく・・・

経営方針計画づくり

2010年9月24日 06:41
            

 

昨日は、経営方針計画書づくりを行いました。我が社は、昭和44年創業で、現在42期を迎えています。10月1日から、新しい期がはじまります。新しい期の経営計画づくりを行うために、20人の主要メンバーに集まってもらいました。
 
この計画づくりは、平成12年から行っていますので、10年目となります。最初は、中小企業家同友会の経営指針作りに参加して、見よう見まねで作りました。会社の中の事も全ては把握しきれず、また、経営環境がどう変化していくのかの読みもできず、経営の事もおぼつかない中での作成でした。しかし、経営者の仕事として、とにかく自分の考えている事を明文化することと、会社の方向性をわからないまでもなんとか社員さんに示したいという思いから作ったものでした。先輩経営者には、経営指針は作ってからが大事だ。社内に浸透させるまで、10年はかかるぞ、といわれました。60%でいいから、とにかく作って、継続をしていこうと考えていました。
さて、10年経過して、どうなったか? まだまだ浸透しているとは、言えません。しかし、社員さんと一緒に作るという取り組みはできてきました。
 
 ことしは、コーチングやファシリテーションを指導している古賀さんにお手伝いいただき、方針づくりを行いました。まずは、KPTシートを使っての今期の振り返り、個人の未来トークをし、会社の5年後を描き、そして、会社のSWOT、事業分類、戦略の具体化、と進めて行きました。環境分析から戦略の具体化のアイディア出しの過程で、かなり苦労がありましたが、初回にしては、活発に議論をしてくれたと思います。何よりも、みんなが主体的に、前向きに、会社のこれからについて討議をしてくれた事が大きな収穫だと思います。今の日本は、どうも後ろ向き内向きの議論に終始しています。もっと前向きにプラス思考で考えなければ、経済はますます活力を失っていきます。個人も家庭も、会社も社会も同じです。人任せにしたり人のせいにしたり、相手を責めていても何も解決はしません。損得を考えるよりも、まず自分が変わり、自分が動くことから始めなくては、何も変わりません。今日のメンバーがまず、動き出す事を期待しています。
 
 まだ、これから、数値目標や品質目標も作らなくてはいけませんが、今日学んだ考え方を生かしていけば、きっといい目標と計画ができると信じています。そして、PDCAをしっかり回して一年の業務を進められるようになりたいと願っています。
今期もあと1週間です。最後まで顔晴って、来期のいいスタートに続けて行きます。    
                        以上
            

 

 今日は、宮崎県中小企業家同友会について書きます。中小企業家同友会とは、中小企業経営者が、自分達の会社経営を伸ばすために互いに切磋琢磨し、学び合っている団体です。とってもユニークなのは、お互いの経営体験に学ぶ、お互いの考え方に学ぶ、というところです。毎月の例会では、まず、経営体験の発表があり、そして、その日のテーマに関してグループ討議をする、という学び方をします。まず、報告者の実体験を聴き、“ そうか、自分と同じ悩みをそういう風に解決してきたんだ!”と学び、報告の後のグループ討議では、“ 同じ報告をきいても、そういう受け取り方、考え方もあるんだ!”と学び、互いに学び合います。繰り返し繰り返し、徹底して、現場の経営体験とそれぞれの実践に学びます。
 
 毎回の例会づくりにおいても、学びます。例会には座長と室長がいて、3か月前から例会づくりをしていきます。報告者の社長さんの会社を訪問し、お話を聴き、この社長さんの経営のここがすごい、ここをみんなで学ぼうという“テーマ決め”をし、参加者が学べるポイントをチラシにして、呼びかけを行い、当日の理解を深めるために、グループ討論のテーマを決め、例会の準備を進めて行きます。中小企業家同友会では、会員相互の信頼関係ができていますので、報告者の方は、会社の内容をすべてオープンにして話をされます。例会の打ち合わせにいって、経営方針書を頂き、財務内容についてお話を伺う事もしばしばです。すごいでしょ!
 
 同友会では、三つの目的を掲げています。「いい会社を作ろう!」「いい経営者になろう!」「いい経営環境をつくろう!」、です。いい会社をつくるためには、まず、経営者がその責任を自覚し、だれの責任にもせず、経営者としての覚悟をしっかり持つ事。会社の将来像をしっかり描き、安定した会社経営を行い、本当の意味で従業員さんとの信頼関係を作る事。そして、政治や経済環境のせいにせず、自分達で地域づくり・仕事づくりを行っていく事。
“こころざし”高いですよね。会社を良くするためには、経営者自身の力量を高めなくてはいけないという、当たり前だけれども、本質的な課題をいつも突き付けられています。
 
 全国には、4万人を超える仲間がいて、ともに学び合っています。これからも、同友会の活動について、報告をしていきます。
 
 まずは、行事案内から。平成22年10月22日に、宮崎同友会が年1回行っている“みやざき中小企業経営フォーラム”を日向市のベルフォート日向で行います。全国から素晴らしい経営者の方々が5名来県されて、経営体験を発表されます。とっても勉強になりますよ!ぜひ、ご参加ください。      以上

採用内定者向け課題図書

2010年9月22日 06:58
            

 

 今週も、本の紹介をさせて頂きます。
 まずは、弊社の来春入社予定の内定者に出している課題図書のご紹介をします。
毎月1回課題図書を贈り、レポートの提出をお願いしています。しっかり読み込んで、なかなか良いレポートを書いてくれています。下記がその課題図書です。
 
 7月度 プロは逆境でこそ笑う     清水克衛著
 8月度 キミが働く理由        福島正伸著
 9月度 「夢」が「現実」に変わる言葉 福島正伸著
 
 内定者の課題レポートは、いずれもしっかり読み込んで、自分なりの受け止め方と考えをはっきりと書いてあり、ここでは掲載したいくらいですが、本人達の許可を得ていませんので、差し控えます。
 
 脳開発のパイオニア・西田文郎先生、小さな学習塾から世界を変える喜多川泰さん、倒産寸前の状態から経営する会社をV字回復させた出路雅明さん。世界の宇宙開発技術者が提携を申し込むほどの宇宙開発施設を、町工場の片隅に作ってしまった植松努さんの5人の物語が載っているとってもお得な本です。
 
 「プロは逆境でこそ笑う」という本は、これから多くの事に挑戦し乗り越えて、大きく育ってほしい若人達に読んでほしい本です。逆境と思われる事でも、それは成功(成幸)への過程でしかない。これまで何の疑いもなく信じてきた世の中の見方や常識が、自分の考え方次第で、まったく違って見えてくるという事を教えてくれます。「壁にぶち当たるのが当たり前なんだ」「楽なことの中には、楽しい事はない」「大きな困難と見える事の裏に、大きな喜びがまっている」ということに、気付かせてくれます。
 
 最近、いい本に出会うと何冊も買い込み、弊社に来られた方に、差し上げるようにしています。気に入った本の内容に関して共感し、語り合うことほど、うれしい事はありません。
                                  以上

社員への手紙 その2

2010年9月21日 06:30
            

 

第2回目の「社員への手紙」です。我が社は産業用の機械製造・設備工事を行っています。創業当時から、いつでも・どこへでも、機械の更新や設置工事に出かけて行きます。以下の手紙にもその様子がうかがえます。
 
 いよいよ本格的な寒さが襲ってきましたが、風邪など召されていないでしょうか?
 暖かくする・栄養と睡眠をとる・うがいをする、などの風邪予防策で冬をのり切りましょう。
 
 当地日向も寒さが増してきていますが、もっと寒いところへ出張をしている方もいます。岐阜県の飛騨高山には8人が出張中です。上高地や白川郷に挟まれた高山の寒さは、けた違いだと思います。都城の南国興産へは、4人が出張中です。ここも切り開いた山の中なので風が強く意外と寒いところです。鹿児島の知覧には、6人が出張中です。また、鹿児島の阿久根にも出張が予定されています。風邪など引かず、怪我のないよう、無事仕事を終えて帰って来て頂きたいと思います。
 
 今年、国家資格である鉄工一級・二級技能検定(製缶作業)に新たに3人が合格しました。甲斐睦男職長、黒木巧班長、高橋秀光班長です。以前からの2人、1昨年の4人とあわせて資格取得者が9人となりました。忙しい仕事の合間を縫っての勉強と受験でしたが、みごと合格されました。おめでとうございます。
会社のもっとも大事な財産が人財です。製品の品質や安全もそして付加価値を生み出すのもすべて人間です。社員一人一人が技術力と知恵を磨いていくことで、会社の総合力も上がっていくのです。そしてそれはまた自分の価値を高めることでもあります。時間とお金を自分に投資していきましょう。そうすれば将来必ず自分に戻ってきます。毎日の業務の上で創意工夫をするのに加えて、さまざまな資格取得や研修の機会も積極的に利用してください。
 
 コンサルタントの船井幸雄は“つき”を呼ぶためには、自分自身につぎの3つの問いかけをすることが大事だといいます。1)素直ですか。2)勉強は好きですか。2)プラス思考ですか。
自分の人生をつくるのは、自分です。夢を持ち、具体的な目標をつくって自分の人生を作っていきましょう。
 
敬具
 
 このときは、手紙の最後に“ツキ”を呼ぶために、という事を書いています。
 
チャンスはだれにでも訪れます。しかし、良い機会が訪れた時にそれをものにできるかどうかは、その人次第です。日頃から前向きに考え、即行動をするようにしていなければ、訪れたチャンスはあっという間に逃げてしまします。
前向きに考え、積極的に行動している人の周りには、同様の人が集まります。
 
 すべては、自分次第!                   それでは、また。

プロフィール

島原俊英

名前: 島原 俊英
(しまはら としひで)
年齢: 1962年11月23日生まれ(47歳)
家族: 妻、息子、リーフ(ミニチュアダックス)
趣味: スポーツ全般 & 読書
特技: 少林寺拳法 3段

更新カレンダー

« 2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のコメント

日向中島鉄工所 社員ブログ ひょっとこかわら版

日向中島鉄工所