各種実験データ

実験概要

へべす貯蔵データ

へべす貯蔵データ

「fresco(フレスコ)」内で宮崎県特産品「へべす」の貯蔵実験を行いました。1週間おきに状態を観察しながら1か月間にわたって試験を行いました。

貯蔵品詳細

名称 へべす
栽培方法 露地栽培

経過観察

  • START

    貯蔵開始

    実際にへべすを収穫するところから行いました。
    収穫後、24時間予措を行ったあと、庫内温度10℃、庫内湿度97%に設定したfrescoで貯蔵開始しました。
    以降、徐々に庫内温度を下げて、庫内温度6℃で貯蔵しました。
    へべす貯蔵データfresco
    • 途中経過

      途中経過①(貯蔵後1週間)

      開始1週間の評価では、右の写真のように濃い緑色を保っていました。
      また、このタイミングでへべすを袋からとりだして、貯蔵試験を再開しています。
      へべす貯蔵データfresco
    • 途中経過

      途中経過②(貯蔵3週間目)

      開始3週間が経過したところ、一部黄化したものがでてきてしまいました。
      それでも黄化の割合は全体の4%ほどで、まだ多くのへべすが濃い緑色を保っています。
      へべす貯蔵データfresco
  • GOAL

    貯蔵終了(貯蔵1か月)

    一部黄化したものがでましたが、全体の約8割は濃い緑色を保った状態で保持できました。
    また、貯蔵後のへべすを切ってみましたが、断面もきれいな状態で、特有の酸味もしっかり保持されてました。
    へべす貯蔵データfresco

実験結果

へべすの貯蔵試験を、「fresco(フレスコ)」で行いました。
庫内湿度は97±1%、庫内温度は10℃で開始し、徐々に温度を下げていく条件とし、
全体のうち約8割のへべすを濃い緑色の状態に保つことができました。
一般の冷蔵庫で約2週間程度しか持たないといわれており、
約2倍の期間貯蔵できることが確認できました。

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