MFE HIMUKAは
なぜ、
世界を驚かせる
ことができるのか。
代表メッセージ
MESSAGE FROM THE PRESIDENT
株式会社MFE HIMUKA
代表取締役社長 島原俊英
TOSHIHIDE SHIMAHARA
自分たちしかできない
ことに挑戦したい。
私は大学時代、部活の少林寺拳法に明け暮れた硬派な学生でした。
卒業後、大手総合化学メーカーで13年間の経験を積んだ後、家業を継ぐ形で地元宮崎に戻ってきました。
その時から、規模は小さくてもいいから、この地域でしかできないことをやろう、
自分たちしかできないことをやろうと心に決めていました。
そもそも、私たちはこの地で盛んな食肉・食鳥処理や発酵・醸造のための機械や設備の製造、
メンテナンスを中心に、地域に支えられてここまで成長してきた会社。
自分たちのモノづくりの力で、地域の活性化に貢献したいと考えていたのです。
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地域にこそ、
新しい挑戦のタネがある。
たとえば、宮崎は日本有数の農業県です。
しかし、農業の現場に目を向けると、収入が安定しないことを理由に若者の農業離れが進んでいました。
そこで、私たちは生産性や品質のコントロールが可能な野菜工場を建設し、少しずつ軌道に乗せることに成功。
さらに、自分たちで野菜工場を経営すると、稼働させるためのエネルギーや生産性をより高めるロボット開発の必要性も見えてきました。
何でも揃っている都市部とは異なり、課題の多い地域だからこそ、新しい挑戦のタネを見つけることができるのです。
海外視察で確信した、
これからの世界の動き。
数年前、アメリカのシアトルを訪れた際、若い人たちが無農薬野菜を生産し、
直接販売する仕組みをつくることで、地域経済を循環させている様子を見ることができました。
また、ヨーロッパでは、そもそも自分たちの暮らす地域経済をどのように築いていくか。
再生可能エネルギーを中心に、次世代のために何を残すことができるかといった議論、
分析から産業のあり方、人材育成の仕組みを考えていることも知りました。
地域による、地域の活性化。この流れは、これからの世界の主流になっていくと思います。
宮崎県の研究機関と
共同開発を進める新技術。
そこで、私たちは食・環境・エネルギーを自分たちの新たな事業ドメインとして捉え直し、
野菜工場の他にもバイオマス燃料の開発など、様々な挑戦を地域とともにスタートさせることにしました。
中でも、宮崎県の研究機関と共同開発中の鮮度保持技術を用いた装置は大きな可能性を秘めていると思います。
野菜や果実の長期保存を実現させる、世界でもまだ例のない新技術。
この技術の製品化に成功すれば、宮崎はもちろん、
日本中、世界中に新しい価値を届けることができると信じています。
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