黒木 亮輔
フードテック・ディヴィジョン プロデューサー:2008年新卒入社
製造も、設計も。営業には、
これまでの経験が
すべて活かされる。
大学の専攻はスポーツ科学。
ソフトボールで入学しました(笑)。
ポジションはショートとセカンド。
大学時代は本当に毎日練習に明け暮れていました。
就活では、何の仕事をやるかはまったく
決めていませんでしたが、
宮崎に戻ることだけは決めていました。
この会社に入ったのはご縁。
「うち、どうか?」とお誘いを受け、
「設計」「ものづくり」といった言葉に惹かれて、
「よろしくお願いします」と返事をしました。
入社前に会社見学もさせてもらいましたが、
正直、何をやっているかは
入社するまでわかりませんでした(笑)。
入社後は製造の現場からスタート。
道具の名前がまるでわからず苦労しましたね。
その後、設計部門に異動し、
簡単な設計業務から挑戦することになるのですが、
上司に見せてはダメだしされて、やり直し。
具体的な指示はなく、
何がダメなのかを自分で調べて、考えて、
それでもわからないときは先輩に聞いて…。
納期が迫っているときは焦りもしましたが、
おかげで自分の頭で考えるクセがつきました。
入社6年目からは営業になり、
昔からお付き合いのある食肉、食鳥、味噌、醤油、焼酎、砂糖などの大手メーカーを中心に担当。
加えて、新規のお客様の案件も受け持ちました。
お客様の要望を細かく聞き出し、
それを設計に伝え、製造した機械や設備を納品する。
こうしたすべての工程に関わるのが、営業です。
きちんと利益が出るよう予算の交渉を行ったり、
図面をチェックしたり、材料を発注したり。
やるべきことは山積みですが、
最初から最後まで携わっているため、
納品されたときの喜びもひとしおです。
それに、営業の仕事はこれまでに
経験した製造・設計の仕事がすべて
活かせる点もいいですね。
先輩たちの築いてきた
土台があるからこそ、
挑戦できる。
食・環境・エネルギーのものづくり企業を
目指すという話は、日々、島原社長からも聞いているので知っています。
自分たちで考えたものを自分たちで売っていくわけですから、これまでの受注仕事とは異なります。
営業としても、自分たちから提案できるものがあるのは心強いですね。
ただ、忘れてはいけないのが、
お客様からの受注仕事があるからこそ、
新しいことに挑戦できるということ。
今までの先輩たちが、お客様からの期待に
必死に応え続けてきたからこそ、
今も日本全国のお客様から注文が入り、
ものづくりの技術が社内に伝承されているということ。
こうした土台の上に、
低温調湿技術を用いた装置などの
新製品の開発は成り立っていると思います。
とはいえ、やっぱりワクワクしますよね。
宮崎県の小さな鉄工所からスタートした会社が
「MFE HIMUKA」という名前を掲げ、
世界に飛び出そうとしているわけですから。
自分たちの挑戦が、日本全国の地域の
ものづくりの会社のモデルになり、
勇気を与えることができたら、うれしいですね。
これから一緒に働きたい仲間ですか?
スポーツに打ち込んだ経験のある人は
向いていると思います。
とくに、チームスポーツ。
お客様や社内の仲間との
人間関係が大切な仕事なので。
専門知識や技術はなくても大丈夫です。
私もそうでしたし、先入観がないほうが新しいアイデアも出やすいと思います。
先輩からのバトンを受け継ぎ、
まだ誰も見たことのない場所へ。
全力で一緒に走り続けたいですね。